最初の3年間で教員人生が決まる | t-labo(中学校教師の支援サイト)

最初の3年間で教員人生が決まる

「なるほど。そうなんですね。次はそうやってみます」

と、教えてくれた先生に返事をしました。1年目のときです。
その時に、他の先生が

「そうやって、『はい、わかりました』って言うのも、1年目くらいなもんよね。2,3年すると、『なんでいちいち口出しするんか』って思って言うこと聞かなくなるんよね」

と。
みなさんはどう思いますか?



我が出てくる


その時に思ったのは

「教えてもらったら、素直に受け入れて直すのが普通じゃないかな」

でした。
2年目、3年目と過ぎても、やはり考えは同じでした。

ところが、、、

4年目くらいからでしょうか、教えてもらうという場面ではそうでもないんですが、何かを言われると、

「それ違うし」

と思ってしまう自分が出てきました。
こうやってやった方がいい、そのやり方は非効率だ、とか。
それが実際に当たっているかはおいときますが、

こうやって自分のやり方に固執するようになるんです

こういうのを「我」って言うんですよね




我も的外れなら・・・


我というのは一人前になろうとする気持ちであり、下手をすると、面倒なことはしたくないと耳をふさぐ怠慢で反抗的な心であったりもします。

教員経験が増えていけば行くほどに、我が成長していって、あの時言われたように、2・3年すれば口出しされると反感を覚えるようにもなるし、それを素直にやらなくもなります。
驚いたことに本当なんですよね。

職場でよく飛び交う言葉に、「あの人に言ってもだめ。直そうとしないから」があります。
我を全面展開している状態です。
そして、こういうことを言われるときには、大抵まずいことをしているときです。

痛いわけです。
残念ながら、若いのにも関わらず、この境地にたどり着いて、まずい日々を送る先生もけっこういます。



つまり・・・


自分の教員人生を形作るのは、最初の3年間と思った方がいいと思います。

その時に、どのような師ができるかです。
教員としての姿勢、立ち振舞、教材研究のあり方、生徒指導や担任の考え方など、どのように学ぶかです。

指導してくれる人がいない場合(これが本当にあるんです!)、我が早く育ち、力が伸びないままになってしまいます。
2校目に転勤した時に、カルチャーショックを受けることになります。

3年間の出来事が自分の中での常識・スタンダードになります

そして、この3年間を修行の時として捉えてやっていくことをおすすめします。
その方が早く一人前になれ、一生続けていくだけの力を身につけていけるようになります。



終わりに


初任者は指導教員がついて、毎週教わる時間があります。
そのときに、幸運な事にとても力がある先生に学ぶことが出来ました。

実力がついたかどうかは、、、あれですが、、、そこで学んだことはずっと生かされています。

学ぼうとする柔軟な考え方をそこで手に入れることができたら、きっと素晴らしい教員人生になるんじゃないかと思います。