テストや成績を効率的にするぼくの8つの方法 | t-labo(中学校教師の支援サイト)

テストや成績を効率的にするぼくの8つの方法




1.テストの問題数の適正化


何度か記事にしましたが、テストの問題数とテストのできは関係ない
これを理解した方がいい。
50問だろうが、60問だろうが、70問だろうが同じ。

全体を見れば実力の比例してテストの点が出ます。
多く問題を作るのは教師の自己満足であり、自分の首を絞めているだけ。
最悪なのは作りすぎて「問題を解く時間がなかった」と言われる時ですよ。
小うるさい人がいると「それは適正なテストではない」と批判を浴び、最悪の場合は再テスト、もしくはテストの配点を変えることになることもありえます。


ぼくはいつも1問2点の50問。これだけ。
生徒にもわかりやすいし、50問あれば十分でしょう。
将来的には40問にしたいなと思うんですけど、その場合は3点が20問、2点が20問になります。やり過ぎでしょうか?

採点の時間がどれだけ減るかを考えてみましょう

あとはできるだけ観点は集めて集計しやすくすることです。


2.テストの回答形式


テストは「生かさず殺さず」程度の難易度がいいのかなと思いながら作ってます。
ですので、「記号」「単語」「文章」の比率をどうするかが大事。
自分なりの黄金比をつくったらこっちのものなわけです

例えば、「記号10、単語25、文章15」とか「記号15、単語25、文章10」とかです。

記号が増えるほど点数は上がり、採点は楽になる。
文章が増えるほど点数は下がり、採点は面倒になる。



この兼ね合いを考えながら、理想的なバランスに近づけていくわけです。
形式が決まれば、問題作成時間もグッと短くなります。
また、採点が楽なように、覚えやすい答え配列にするのもあり


3.テスト時の提出物のタイミング


テストの時の提出物はいつ集めますか?
ぼくは事前に全て済ませます

というのも、テストの日に集める人が大半だと思うんですが、その場合提出物のチェックとテストの採点の二重苦です
あとこのやり方の弊害は、生徒が「テスト勉強 = 提出物作成」と勘違いしてしまうこと。

だから、ぼくは1週間~数日前には提出物を出させ、「もう1回やっておくように」と指示を出します。
提出物を先にさせることは、生徒に勉強の取り組みを早くさせるのにも役立ちます。

作業負荷を分散させることで、精神的負担も軽くなります。


4.成績のつけ方


成績もテストの問題数と同じで、「どんな項目を設定しても、学力に比例する」これは変わりません

だから、毎回、奇をてらっても仕方がないわけで。
できる限り、毎回一緒にします。

「問題集は毎回◯点、観点の中の比率は◯%」という感じです。
もちろん、テストの比率は毎回同じです。

大事なのはひたすら項目を増やすことではなく、これだけあれば生徒の実力を測れるであろう項目数を設定すること

そして、それができたら毎年同じにします。というのも、しっかりとしたものができていれば、それを使い回せば問題ないからです。


5.小テストのタイミング


初任校では小テストは思いつきのタイミングでやっていました。
まあ、それでも問題ないのですが、やっぱり作業負荷の分散はしづらいのです。

年間のテスト日程が決まっているのと同じく、小テストのタイミングも決めた方いい


忙しくない時期に、ここだと思う内容で、、、本音を言うと、成績をつけるために小テストはやってます。
情けない理由ですけど、小テストはやはい採点の時間を考えれば、何度も何度も延々とやれるものではありません。
だからこそ、頭をしぼって、必要最低限で、最大の効果を生むようにします。

結果的にはテストとテストの間に実施が一番多いことになりますよね。
生徒も中だるみをしやすくなりますから


6.授業態度の評価はざっくりと


「授業態度は必ず成績に入れよ」という学校の方針があるので、評価するわけですが、これが本当に難しい
だから、授業をする度に、生徒の良し悪しを簡単にチェックしてます。

もうマメにやるしかありません。
だいたい考えているのは、目立たないけどちゃんとやっているのはノーチェック、問題行動・問題発言は悪い評価でチェック、発表や協調性のある行動など良い評価でチェックの3段階。

もとめられる程度でいいのですが、それを単純にA、B、Cに置き換えればいいのかなと。
Bの生徒の評価は8割ぐらいあげてもいいんじゃないかな。
適当と言われるかもしれませんが、差なんてなかなかつけられるものではないと、思ったほうがいいし、まじめにやっている生徒に多めに点を上げても説明責任の観点から非難されないはずです。

より精度が高くとなれば、Aの中から4,5人を満点にしてあげればいいわけです。
何度やっても難しいのが現実ですが、それほど辛くしない方がいいと思います。

全然見てない教師が全員同じ点をつけて問題になったことがありました。
これではだめなわけで、大事なのはばらつきをつけておくことと、超主観的な部分の評価は甘めにつける方があとで保護者からは責められにくくなります


7.興味関心は文章量で評価?


非難を受けそうですが、興味関心はどうやって評価するか。
評価基準を見ると、大層なことが書いてあるけど、現実的には難しい
ので、ざっくりと見たときに、文章量で3グループにわけると作業がはかどります。
あとは同じグループ内で比較をすると、基準を見つけられやすくなります。

どれだけの興味を持ったらAとか・・・どうなんかなと思いますが、文章がかける生徒は高く評価され、書けない生徒は低く評価されますよね。要は国語力です。残念だけど。


8.成績は見直しが肝心


成績で一番嫌なのは、渡した後でミスが発覚した場合
大抵の教務主任や校長は「差し替えろ」と言うはずです。
その差し替える労力は大変苦労します。
ここを基準に置くわけです。


だから、成績表に打ち込んだら、元の手書きのものと合っているか、皿のように見返すことです
手間がかかりますが、これをやっておけば「絶対に大丈夫」って思えます。
同僚を見ていると、打ちミスがやっぱりあって、その原因は確認してないからです。

打ちミスで成績は大きく変わらないかもしれませんが、生徒に不誠実です。

最大の効率化はやっぱり「打ちミスがないこと」これに尽きるんです。
だから、確認後に印刷を行って、各生徒を思い浮かべながら成績や得点を見ます。
たいていミスはありませんが、「おやっ?」と思うことがあることもあります。

とにかく、後で発覚すると大変ですから、確認を怠ってはいけません。これが最大の効率化です。


まとめ


教師の仕事は多くて、年がら年中、仕事に追われているわけです。
その中で、毎年テストと成績はずっとついてまわるので、その部分は効率化した方がいい。
で、変にこだわりを持っていると時間ばかりがかかってしまいます。

今回書いたことは実際にぼく自身がやってみてよかったと思うことです。思い切ってやってみると、成果がでるかもしれませんよ。参考になれば幸いです。