あなたが生徒に嫌われるのには理由がある~経験より考える | t-labo(中学校教師の支援サイト)

あなたが生徒に嫌われるのには理由がある~経験より考える

教師にとって、生徒とうまくやっていけるかが死活問題。
不思議なことに、生徒から「好かれる教師」「嫌われる教師」に分かれること。

あなたはどちらですか?

ぼくは最初の3年間くらいは「嫌われる教師」でしたが、その後は「好かれる教師」です。
この境目は何だったのだろうかと、今回は自分の経験したことをもとに話をします。



1.嫌われる教師時代


「あの先生と同じことを言っているのに、なんで自分の言うことは聞いてくれないんでしょうか?」
採用されてから2か月くらいして、ベテランの先生に何気なく聞いた覚えがあります。
その先生は大爆笑してましたね。

『そんなん当たり前』と言われて、明確な答えは教えてもらえませんでした。
何でだろう? ずっと不思議で仕方ありませんでした。
結局、誰もそんなこと教えてくれもせず、日々に流されるような毎日でした。

その時に当たり前だと思っていたのは

・生徒は教師の話を聞くものだ
・生徒は学校に勉強をしにきている
・生徒は教師を敬うのが当たり前だ
・生徒は授業に熱心に取り組むのが当たり前だ


といったものです。



でも、これが全然うまくいきません。
授業では私語があるし、午後からの授業は集中力が全然ないし、「授業がよくわからない」と言われました。

若いから人気がある、と思い込んでいましたが、実際にはベテラン教師のほうが好かれていて「えっ、何で?」と不思議で仕方ありませんでした。
そのうち「あいつは嫌い」という生徒も現れ、他の教師が見ていないときに露骨に反発する生徒も出てきましたね。
校務分掌や授業準備、部活動に追われ、忙しい中で生徒まで嫌われるとは・・・と疲労感・疲弊感に取り憑かれた毎日。


「なんであの先生はうまくいくのか?」とずっと思ってました。


今から振り返れば、単純に「嫌われる教師」だったからですね。
お局教師からは、「あんたは生徒に愛がない」とやり方を全面的に否定されもしました。
がんばっているのに、なんで否定されないといけないのか、理不尽で仕方なかった。

「生徒指導は泣かさないといけない」「机を蹴るくらいの演技はしろ」「怒鳴れ!」といった生徒指導の要求はどんどん上がり、まずはお前が生徒指導しろ、なんてこともあり、周りはその様子を見て楽しむことさえも。
自分には合わないスタイルを強要され、「教師とはこういうものだ」というものを埋め込まれたような最初の2年間。
大事な理由は「見て盗め」だったようですが、さっぱりわかりません。

ベテラン教師って嫌なやつばっかりなんだと理解した2年間。


2.好かれる教師に


一番の転機は、3年目にその学年団から離れたことですね。
校長に「違う学年にして欲しい」とお願いしました。もう自分がダメになると思ったからです。
3年目もうまくいかないことだらけでしたが、学年団が変われば文化も違い、勉強なることも多かった。

で、4年目はその苦労が花開く年になりました。
担任した生徒が卒業するときには「あの時にクラスが最高だった」と言われもして、『ああ、良かったな』と心の底から思いましたね。
生徒に好かれると、学級には笑顔があふれ、活気に満ち、担任も楽しいし、授業も楽しく、モチベーションも高い。

常にハイテンション。いいことだらけ。
本当にびっくりする1年でしたよ。


で、変化したことを書いてみると、

・まずは生徒の話を聞く、というスタンスができたこと
・大人と生徒では精神年齢が違い、こちらが意識して下げて関わらないと生徒と合わないこと
・授業では難しいことを目指すのではなく、簡単なこと、わかることを目指す

・どうやったら楽しくなるかを考えるのは大事
・生徒との共有体験が、生徒への愛着、愛のある指導に繋がる
・怒鳴るなど権威を振りかざすのではなく、自分の個性を活かす指導方法に切り替えた

・教師の建前ではなく、自分の本音で話をするようになったこと
・生徒指導には自分なりの軸ができ、ぶれないように努力したこと


など、多くの変化がありました。
これらのことは、新しい学年団で教えてもらったり、支援してもらう中で自由に試行錯誤させてもらった結果です。
もしも、学年団が変わってなかったら、ダメなままだったと思います。


まとめ


嫌われる教師や好かれる教師にはそれぞれのコツがあります。
それを理解した時に、嫌われる教師を卒業できます。
まず、なぜ自分が嫌われているのか、生徒目線で考えてみましょう
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