不登校生徒への対応と考え方 | t-labo(中学校教師の支援サイト)

不登校生徒への対応と考え方

担任しているクラスに不登校の生徒がいると、正直なところ、かなり負担になります。。。

・・・なぜ、それほど負担かというと、管理職や学年主任は「定期的な家庭訪問を行え!」と言ってくるし、教育委員会もどのように対応したのかについて文書での報告を求めてきます。

そうやって家庭訪問が増えていきます。
この家庭訪問は時間的な負担も多く、クラスに2人、3人といるともう大変。

といっても、副担任や学年主任が変わってくれないし、仕事をやってはくれない。
生徒側の立場からすると「仕事だろ?」って言われますね。

教員側の立場では、事情がやはり違うわけです。

この不登校生徒への対応と考え方をまとめました



1.不登校生との気持ちを理解しよう


「ああ、今日は面倒だから学校を休もう」だなんて、あなたは考えないはずです。
それどころか「体調が悪いけど、無理してもいかないと」と考えているかもしれません。


それはなぜですか?


仕事がたまるのもありますが、学校があなたの所属場所であるからでしょう。
仲間には迷惑はかけられません。


不登校の生徒も同じだと考えて見ましょう。


生徒にとって、学校は所属場所であり、行かなくてはならない場所。
でも・・・・どうしても行けない。。。
この焦燥感、所在なし感。

さらには親の不理解と学校に行け的オーラ。とどめはあなたからの「学校においで」という催促かもしれません
生徒は家で楽をしているわけじゃなく、どうしようもない不安感と毎日戦い葛藤しているのです。

そこに「管理職に言われるから来ましたよ」って顔に書いてあるあなたが行ったら、激しく嫌ですよね


2.何もできなくても責めるな


そんな状態にある生徒のことを一担任でしかない人が理解できるとは思えないんですよ。
自分がかつて経験したなら別でしょうが。
だから、幸せに順調に人生を歩んできた人は、いつの間にか相手の地雷を踏んでいるから、要注意です。


あなたの善意が結果的に、生徒を責めているのかもしれません。
これは常に頭に置いておきたいことです。

3.何をするべきか


ぼく自身、模索中でちゃんとしたことは書けませんが。
家庭訪問で何もしないことを心がけてます。

表現しづらいですが、雑談して帰るだけですね。学校に来いって言いません。
相手が男の子であれば、30分くらい一緒にゲームをすることもあります


自分の役割は、学校との接点であり、所属意識の葛藤を和らげる存在だと思っています。
不登校の生徒は基本的に家にこもっているので、外部との接触もありません。
から、自分が外部の人間になり、話すことで気分が晴れる効果もあると思います。


いいかどうかはわかりませんが、保護者の反応をみながら対応を変えています。
現在の対応のやり方だと、保護者にも大変好評で、「来年も先生が担任になってください」と熱烈に言われます。
たまたまかもしれませんが、保護者に感謝されるのはある程度やり方がいいってことなのかなと思っています。


こうして、不登校が解消されなくても、やっていくと信頼関係ができていって、進路がスムーズにいきます。
もしも、苦戦する場合はうまく信頼関係ができていないかもしれません。


4.保護者を責めない


あと大事なのは保護者を責めないことです。
我々も身勝手になると「保護者がもっと努力して欲しい」と相手に要求したくなりますが、絶対やってはいけません。

だって、家ではずっと一緒におり、保護者も不登校のことで悩んでいるから。
保護者はできることはすべてやってくれている、こう考えなければいけません。事実そうですよ。

そもそも保護者との信頼関係ができなければ、絶対にうまくいかないのですから。
自分のやり方を押し通すのではなく、保護者の考えに合わせるべきです

終わりに


自分がやっていること、考えていることを載せただけで、違っているかもしれません。
でも、試行錯誤だけは忘れてはいけません。

あとは、すぐに成果を求めずに気長に行きましょう。そうなれば、案外うまくいくものですから