合唱15:合唱の朝練をいかに仕込むか | t-labo(中学校教師の支援サイト)

合唱15:合唱の朝練をいかに仕込むか

みなさん、こんにちは。tetraです。


合唱コン成功のためには、教師は合唱が始まった段階から、クラスの成長のスケジュールを立て、どこまで到達するか、させるかを考えないといけません。
その中で重要なのは朝練です。

教員や生徒の負担から1週間前くらいから解禁されることが多いのではないでしょうか。
この朝練をやるかどうかは大きな違いになると思います。



朝練をやっても、時間的には30分取れるかどうか程度であり、生徒の参加率や練習開始までのたらたらした時間を考えると、効果は疑問だと感じることもあると思います。
でも、効果はあります。生徒には「やりきった!」という達成感や自身がつきます。


この朝練の極意は、「いかに生徒からやりたい!」と要望を出させるかです。

教師は生徒が言うから仕方ない、というスタンスでやっていますから、生徒がきちんとやらない時には、「朝練はやめよう」といえます。


これが教師が「金賞のために朝練をするぞ!」とやった場合には、生徒は教師の言葉で動いたわけで、教師には朝練をしっかりと指導することが暗黙のうちに求められます。
そうすると、担任は朝から熱を入れて指導をしないといけなくて、うまくいかないときに「朝練はやめよう」と言うと、微妙な空気になってしまいます。




話を戻すと、生徒発信で朝練をやった場合には、生徒が主導で動くわけで、担任もそれを取らない範囲で動けばオッケーです。
うまくいかない時には、「こうやってもめるならやめようや」と言えるわけですね。
これが学びになり、クラスの大きな原動力となります。

朝練はあえてつまずかせて、起き上がらせることがたいていのパターンではないでしょうか。
朝練を最初からこなせるクラスは金賞でしょうし。


繰り返しますが、朝練は担任が「やりたい」と言ってはいけません。
クラスの男子たちは「もう練習をやってきた」という自負がありますから、朝に練習なんてしたくないんです。
でも、実際には、そんな時間で合唱は完成しません。

イチローだって素振りの練習をずっとしているのと同じなんですよね。




では、朝練をどうやって仕込むか、というと、2,3年生なら経験があるので放置しておけばいいと思います。
1年生の場合では、文化委員やパートリーダーなどに「朝練が1週間前からできるようだけど、どう思ってる?」と話を振るだけです。
その時に反応しないなら、放置。

そして、他学年との交流会を組んで、自分たちの力量不足を感じさせたり、そのクラスの担任に「もっと練習を積んだほうがいい。うちは朝練をやって時間が足りない」と言ってもらったりするなど、仕込みます。

担任から「やりたい」と言わないためですね。
それでも、やりたいと生徒が言わないならやらなくていいです。
合唱コンは生徒の行事ですから。