生徒との信頼関係は必ずできるのか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒との信頼関係は必ずできるのか?

みなさん、こんにちは。tetraです。


ぼくがいつも言っているのは、とにかく自分の魅力を上げること。
そして、生徒と信頼関係を築くこと。

この信頼関係については懐疑的に考えている人もいます。
どうなんでしょうか?



問題生徒は、家庭環境などの不具合から問題行動に走ります。
心身が健全に育っておらず、教師がいくら信用したとしても裏切られることの連続です。

そうした生徒に対して信頼関係を築けるのか?
それをいつも主張するぼくは頭がおかしいのか?


一言で言えば、「諦めたら終わりです」

教師が信頼が築けないと嘆くときには、よく生徒に「みかえり」を求めているように感じます。
俺がこれだけやってあげたんだから、お前も言うことを聞け、という感じで。



信用と信頼の違いを知っていますか?
ぼくも明確に知っているわけではありませんが、信用とはクレジットカードです。

「過去のあなたの実績があるから、信用してこれだけの限度額を使ってもいいですよ」というもの。
もしも、お金を滞納したらそこでおしまいです。
対価があるから、対価の分だけ信じてもらえるだけです。

教師の話で言うと、「俺がお前にこれだけの投資をしたから、お前はそれを見合うだけ返せ」とやっているわけですね。


信頼とは、過去の実績がなくても「きっとこれだけやってくれるだろう」と未来を期待することです。
ここには気持ちと気持ちが関わっていて、過去の対価がなくても、いいのです。

つまり、どんだけ生徒が問題を起こしても信じてあげるわけです。
見返りを求めない、気持ちがつながる、無償のものです。





もしも、あなたが生徒と信頼関係を築けないのであれば、それは見返りを求めてませんか?
信用ですか、信頼ですか、考えてみましょう。

例え、裏切られたとしても、その生徒のことを切り捨てずに支援すればいいんです。
そうしていくと、たとえ相手が裏切り続けても、それなりにあなたのことを頼ってくれるでしょう。

もしも、そうなれば、生徒はあなたのことを「自分のことを助けてくれる」と未来の行動に期待しているわけで、それが信頼と呼べるのではないかと思います。


信頼というと、あなたの言うことすべて何でも聞いてくれる関係ではなく、相手が自分を頼りにしていることが第一歩かと思います。
問題行動を起こす生徒は、何かあれば面倒見てくれる教師を頼るものですよ。




ということで、絶対に結べるかどうかと言われれば、あなた次第なところがあり、相性や役割に依存することが多々あります。
でも、あきらめない、生徒を裏切らないという姿勢を持たずして、「信頼」談義をしてはいけません。


あと、信頼関係を築けない教師がいけないかどうかなんですが、信頼関係を前提にした関わりは絶対に必要だと思います。
(いろ~~~んなことが、スムーズに運ぶようになりますから)
そうでないなら、ないなりに生徒と関わるすべを持つべきでしょう。

ので、合う・合わない生徒がどうしても出てしまいますから、そうした生徒とどう関わるかは、プロとしては何らかの方法が入りますよってことで、一番の近道が信頼関係だと考えています。
信頼関係ができない場合もありますから、それは他の教師がフォローしたらいいと思います。