伝わる話、伝わらない話のヒント | t-labo(中学校教師の支援サイト)

伝わる話、伝わらない話のヒント

みなさん、こんにちは。tetraです。


最近の話題で言うと、生徒に話が伝わらない、一生懸命にやっているのに生徒に馬鹿にされる、こうしたあたりで皆さんの琴線に触れることが多かった印象です。
ぼく自身、教師になりたての頃は、生徒や同学年の先生に「わかりにくい」「まどろっこしい」などと言われたものです。

今はそんなことを言われること一切なくなり、経験とともにどこかのタイミングで抜けられるものかなとも思っています。
ただ、その壁を乗り越えられない年上の方もそこそこにいるのが現状でもあります。



教師というのは、まじめに育ってきて、何かと「ちゃんとやらないといけない」とお節介な人が多いと思います。
実は、このあたりの押し付けが若いうちは捨てきれないのかなと。
教育とは、価値観を教えることでもあり、教師自身の価値観が「指導しなければいけない生徒」とは相容れないことが多いのが現実です。

まじめにできる生徒には指導なんて必要ではなくて、そんな生徒が普通と考えて生きてきた人にとって不真面目な生徒は、男子校から見て女子高生のような得体の知れない存在なのかもしれません。

まじめに生きてきたので、いつの間にか自分の理想とする教師や教師生活、指導に関して、現実と多く乖離したものを思っている人が多いと。
その架空の世界で生きる限りにおいては、現実と噛み合わず、生徒の現状を受け入れられず、話は空回りするだけかもしれません。



説教臭くて申し訳ないですが。

今自分がとっているスタンス自身が問題があるかもしれません。
「もっと適当でいい」「いい加減も大事」と言われませんか?

この適当やいい加減という言葉を変に受け取る人も多くて、御幣があるかもしれませんが、生徒の現状を見れば、「適当」で「いい加減」なんですよね。
真面目一徹では、こうした生徒の「適当さ」や「いい加減さ」を受け入れられず、共感できないということだと考えてみてください。


という感じで、自分のスタンスを生徒よりに修正してみましょう。そうすると、がんじがらめに考えていたものが次第に解けていって、何を指導するべきかも見えてくると思います。





あと、指導とは人の真似をするものではないということ。
話す内容については、「指導の核」は教えてもらい、どうやって伝えるかは熟考して伝えるべきです。
時間を設定したり、力のある教師に確認をしたりしてから行うのも大事なことです。

指導はシンプルでいいことも覚えていましょう。

ぼくは何かを指導するときに、頭の中で何回もシミュレーションをしています。これは今でも。
それと話の要点を簡単に箇条書きしているときもありました。

こうやって反復していくことで伝わる話ができるようになります。