うまくいかないので、一生懸命にやらないほうがいいのでしょうか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

うまくいかないので、一生懸命にやらないほうがいいのでしょうか?

みなさん、こんにちは。tetraです。


先生方は生徒のために熱心に毎日指導されていることだと思います。
なのに、、、生徒はついてきてくれないどころか、こちらを馬鹿にする・・・。

せっかくの好意をこういう形で返すなんて裏切りだ!ムカつく!もう知らん!!
いろんなことを言いたくなりますし、落ち込むし、消耗します。


だったら、もともと生徒のために一生懸命にやらないほうがいいのでしょうか?
もっとも疑問です。

最近、厳し目のコメント返しになってしまって申し訳ないのですが、一生懸命やらない教員は生徒には通じない、ということを強調しておきたいと思います。



1.本気だから通じる

生徒は後先をあまり考えずに生きています。
言い換えるなら、今を一生懸命生きているとでも考えてみてください。

その時に、たかだか学校の教師が、偉そうにしたり、意味不明なことを言ったり押し付けてきたりしたら当然嫌でしょう。
でも、そこに教員の本気(一生懸命)を感じたら、生徒の心も動きやすくなります。

うまくいかなくて消耗した方は、本気になるのを避け、生徒から逃げるようになります。
そんな人はますますうまくいかなくなります。
当然の結果です。

この悪循環を断ち切るためには、生徒と本気で関わるという姿勢は教員であるなら、常に持ち続けていないといけないわけです。



2.善と悪だけは明確に区別する

生徒と本気で関わるというと、なんでも生徒に納得させないといけない、宿題も残らせて面倒を見て、クラブは常に出て、ということを想像される人がいますが、そうではありません。
ここは教員としての仕事(分掌など)のバランスを見て、臨機応変にするべきです。
ぼく自身、クラブの指導なんて平日はしていません。無理です。

本気という時に、何をするかというと、一番考えてもらいたいのは「善と悪」ということ。
生徒の行為が「悪」であれば、粘り強く指導をしないといけません。
悪の行為を放置する教師は「面倒なことを放置する」だけであり、教師失格です。

ここだけはきちんとしましょう。本気になる部分です。


この「悪」とは何かといえば、生徒が他人を侵害する行為です。
悪口や噂を流す、いじめる、暴力を振るう、物を隠すなどいろいろと学校では起こります。
こうした部分に本気になりましょう。




3.実は生徒指導がいい加減ではありませんか?

うまくいっていない教師の共通項は、「生徒指導がいい加減」ということではないでしょうか?
生徒指導が教師の極意のような部分ではあるのも事実ですが。

ぼくからすると、ここをいい加減にしているから生徒に馬鹿にされ、うまくいかなくなるんです。

だって考えて見てください。

生徒が嫌なことをされていて、教師が放置する。
されている生徒が教師を信用しなくなるだけではなく、周囲の生徒も「あの教師は都合のいいやつだ」と判断します。

生徒指導がいい加減だから、すべてがうまくいかなくなるわけです。
生徒が悪いわけではなく、生徒指導して困っている生徒を助けない教師がいけないのです。


言い方がとても悪いですけど、生徒が困っているのを放置して、教師は楽をして高い給料をもらって私腹を肥やしているんです。
世間の人はこう見ているんです。
だから、いじめが起きれば、「教師は何をやっているんだ!」と叩かれるわけです。

実際のところ、いじめ問題も気づきながら放置しているケースが多いと思います。
どうやって指導していいかわからない、面倒、自分のことじゃないからまあいいやと。




4.生徒指導をまず頑張ろう!

ということで、うまくいかない、空回りするという方は、生徒指導を頑張りましょう。
ここさえ抑えれば、部活の指導を平日しなくても問題はありません。(言いすぎかもしれませんが)
生徒も「困ったら助けてくれる」と言う安心感を持てますし、そういう先生の言うことをきちんと聞くでしょう?

ですから、やるべきことは、

・嫌がらせを見たら待ったをかける
・悪口が聞こえてきたら、そっちを見て耳を澄ます
・生徒から相談されたらきちんと解決まで力を貸す


といったことであって、校務分掌はいい加減でいいと思います。二の次、三の次。

言い換えるなら、疲弊している方は生徒指導をしないから余計に疲弊するのだと考えてください
困ったら周囲を見回してください。
助けてくれる教員の顔がずらりと並んでいるでしょう。


最後に補足をしておきますが、この記事で言いたいことは生徒指導だけは本気でしよう(困った生徒をなくそう)ということであって、早く帰る教員が悪いということとは全く関係ありません。むしろ、早く帰ってください。