担任の学級経営の3パターンを簡単に紹介 | t-labo(中学校教師の支援サイト)

担任の学級経営の3パターンを簡単に紹介

みなさん、こんにちは。tetraです。

担任の話題は何度もしていますので、繰り返しになるかもしれません。
1月までやってくると、担任の力量がくっきりと学級に現れていますよね。

この学級の様子が、自分の成績簿だと考えてみましょう。
若手の方は、崩壊しないだけで十分でしょう。



この学級の様子を見ていると、色んなタイプがあります。
自分が見てきた3パターンを挙げてみます。

1.学級A

この学級には、学年で1,2を争う問題行動をする生徒がいます。
また、学年の中で、一番学力の低い学級でもあります。

何が起きたか。学級崩壊。
メンバーがそろっていますからね。

担任の対応がいけなかったかなと。
常に正論で、生徒のことをほめない女性の方。
生徒指導もずれているので、問題が起こる度にぼろが出る感じになりました。

もともとの生徒たちも厳しい中で、担任の力量不足もあり、学級崩壊へ。



2.学級B

この学級には、ADHDなどの発達しょうがいを疑われるような生徒が多い。
ですので、授業に出ると、大人しく話が聞けず、私語だらけになるような学級。
学級では、いじめの問題が起こるなど、すったもんだありました。

でも、学級崩壊しなかった。要素は十分あったのですが。
それは担任の女性の方が「どうしたらいいでしょうか?」と周囲とよく相談していたのが大きかったんです。

席替えするときにも、「どうやったら授業に集中できるか」と同僚に聞いて実践していましたし、生徒にも「とにかく授業を静かに受けよう」と何度も語りかけていました。
担任がとても熱心で、優しく語りかけるのが印象的で、生徒も女性だからといって馬鹿にしなかったんですよね。
この熱意や誠意が学級を変えました。

最後は、授業もきちんと受けられるいい学級に成長しました。




3.学級C

この学級は、男子の学力が高く、学年の中で2番目に学力の高い学級。
なので、4月から授業への集中力も高くて、「1番授業がやりやすいクラス」と学年団で評判。

ただし、ここがピークでどんどん下り坂に。
1月に入ると、授業中の私語は一部ではなく、全体に広がっている状態に。

どこがいけなかったのかというと、担任の対応。
担任に「名札を◯◯がつけてなかったですよ」と報告すると『まあ、そういうこともあるね』と放置。
着ベルの活動に関しても、担任はクラスにいるのに注意すらしないので、だらだら。

授業中の私語のことも、生徒の問題行動も、嫌がらせのことも全て、『まあ、そういうこともあるね』と一蹴。
結局、指導から逃げていたし、自分は知っている、わかっているとして周囲にそれ以上のことを言わせなかったんですね。

ので、無法地帯へ。
ぼくの感覚的には、この学級も崩壊しかけでした。でも、なんとかなったのは、男子の学力が高かったことです。
学級AやBをもったら崩壊していたでしょう。




終わりに

3パターンを挙げましたが、担任が正しい努力をしないと学級はだめになるんですよね。
担任が努力をしようとしないと、周囲の援助も介入も出来ません。
責任重大なんですよね。

力のない「能力不足教員」が毎回崩壊させるのは、力も努力もないからです。


だめになるスピードは、生徒の質です。
特に、男子の学力が高いと崩壊しづらいです。

ので、今の段階でやばいなと感じている人は「たまたま生徒が良かっただけ」かもしれません。