実のところ、多くの教師が「教師のいろは」がわかっていない | t-labo(中学校教師の支援サイト)

実のところ、多くの教師が「教師のいろは」がわかっていない

みなさん、こんにちは。tetraです。

教師歴が長くなってくると、いろんな教師の方々と出会います。
で、教師は立派な人が多いと思っていましたが、実際はそうでもないのが現状です。

言いすぎかもしれませんが、教師のいろはがわかっている人は、2割程度しかいないのではないかと思います。
多くの教師が「いい加減」「力不足の理由がわからない」「生徒を不幸にしている」のに関わらず、そのまま自分はイケていると思ってやっています。

言い換えるなら、「この程度でいいじゃん」というノリで仕事をしていて、実は多くの問題を残しながら仕事をしている状況だと思います。
こうした教師がたくさんいるから、いじめを見て見ぬふりが起きて、ニュースで報道されるような事態が平気で起こります。



この教師のいろはは、何を置いても「生徒指導」です。
つまり、生徒指導ができない人が多すぎるんです。だから、学級がうまくいかない、学年がうまくいかない。トラブルが頻発します。
この生徒指導の部分をきちんと理解している人がいないから、学校文化がいい加減になって、誰も「その指導、おかしいんじゃない?」と指摘されず、おかしいまま行ってしまう

・学級で悪口や暴言があるのに放置する
・嫌がらせが起きているのに放置する
・係活動がきちんと機能していないのに放置する
・そうじをまともさせられない
・問題解決のために指導をするが、指導の肝が全然違う


など、あげればキリがありません。
こうしたことが毎日起きているので、生徒もきちんと成長しませんよね。
どれだけの部活動が礼儀正しく、服装を守って生活をしていますか?
それを見ればわかります。



本当におかしな状況が毎日展開されていて「えっ、その指導違うでしょ」と思うことばっかりです。
学年主任でさえ、使える人が少ないのが現実です。
(ですので、若手の方が困っているのは、学年主任の生徒指導の力が不足しているからだと思います。)


生徒指導というのは、「まず発見すること」そして「やめさせる、指導すること」を通じて「生徒を成長させること」なんです。

力不足の教員や学級経営がうまくいかない人は、最初の発見ができていません。
生徒指導に追われても学級が良くならない人は、生徒を成長させることができていません。もっと言えば、指導の肝を外しています。


ということが言えます。
若手の方でうまくいかないのは、ほぼ間違いなく生徒指導が間違っていると思ってもいいと思います。
そもそも、あなたを取り巻く教師が間違った生徒指導をしていることがあります。

そうなると、いくらアドバイスを聞いてもうまくいかないことの連続になるわけです。
ある意味では、力のある教員が学校にいることがとっても貴重でありがたいことなんです。






いろいろと偉そうなことを書きましたが、とにかく、「生徒指導」を中心に考えてください。
授業とか、二の次。

担任であれば、生徒の表情をきちんと観察してみましょう
休み時間に不穏な空気はないか、教室に上がった時に雰囲気に違和感はないか

もしも、何かあれば聞いてみましょう、止めましょう。
事情を聞きましょう

そして、問題があったら、解決するまで粘り強く指導しましょう。
何がいけないのかをはっきりとさせ、生徒に納得させるのです。

とにかく最初は時間はかかりますが、こうしたことを繰り返せば、驚くほどにクラスは変わります。
明るいクラスとかうんぬんではなくて、目指すのは不法行為や嫌がらせが起こらない学級です
この部分を目指さない限り、それは教師の自己満足でしかなく、生徒を延々と不幸にし続けています。


多くの教員ができていないと書いたのは、こうしたことを適当にしているということです。本当に目に余る状況があります。
うまく行っていない方はまずはこの生徒指導の部分をやってみましょう。