生徒が話を聞かないのは、普通のことですよね | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒が話を聞かないのは、普通のことですよね

みなさん、こんにちは。tetraです。


質問を色々いただいているのですが、ちょっとした手違いで記事ができていませんので、ストック記事から更新しています。

生徒が話を聞かないと悩んでいる人は多いですが、それって普通です。
生徒なんて話聞きません。

多くの方が真面目に育ってきたので、学校で教師の話を聞いていたのだと思いますが、それは上位20%のグループの話ではないでしょうか。

ということで、生徒が話を聞かないのは当たり前。
世間様は「教師なんだから、生徒に話を聞かせて当たり前だろ? 何生徒のせいにしてんだよ!?」と言う始末です。

でもね、そうやって話を聞かない子に育てたのは親ですからね。といっても始まりません。



こういう状況ですから、教師はいくら授業改善をしようとも、生徒が話を聞かないことを前提にして考えなければうまくいきません。
話が聞けない生徒、ADHD傾向の生徒をいかに乗せるかを考えるべき、ということです。
だからといって、雑談ばかりでもいけません。


生徒って誰の話なら聞くのかというと、生徒同士の話です。
だから、生徒の誰かが発言している、生徒の誰かが興味を持って何かについて話しているのは、すっごく聞くのです。
(教師の通り一遍の話なんて興味なし)


授業や学級経営に置き換えるなら、いかに生徒に発言させるか、発言したくなるように話題を提供するか、そうしたくなるような見せ方や演出ができるかです。

何かの教材を見せるときに「はい、どう?」といきなり見せるよりも、
「すっごく苦労して見つけた来たんだよ。なかなか手に入らなくてね・・・・」というような前置きを置くのでは全然、興味や効果が違います。




ですので、ありきたりなことをするときでも、どうやって興味を引くかを考えることや、生徒にいかに発言をさせるかを考えると、案外聞くようになります。
生徒に発言させるときに大事なのは、正解を求めないことです。

教師はつい「合っている、合っていない」で考え、判断して生徒の考えをズバッと切り捨ててしまいます。
「へえーそうなのか」「そう考えたのか」と受け止めるだけでも十分なんですよね。

こうした部分は小学校の先生が上手だなと、小中合同研の度に感じます。
生徒が話を聞かないことを前提に持ってきましょう。