授業崩壊していてつらいです。何か対策はありませんか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

授業崩壊していてつらいです。何か対策はありませんか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、

毎日とても楽しみにブログ記事を読んでいます。(とても参考になります)
中学校の教員ですが、授業妨害(4~5名の男子生徒)が激しいです。離席を繰り返したり、私語を繰り返したり、やめるように言っても暴言を吐き指導を聞かなかったり、物を投げたり隠したり・・・。故意にやっている現状があります。
他の教科では寝ているか何もせずにじっとしているようです。
便乗組の生徒も増えつつあります。
いい対策がないでしょうか?


ということで、授業妨害がかなり進行した状況で、辛い日々を送られていますね。


いただいた内容から、どういう状況で、どのような力量か、がだいたいわかりますし、自分も担任として同じように授業に入るなどしたこともあります。
正直なことを申しますと、「かなり厳しい状況」であり、「かなりの努力を要する」ことです。

ので、今回は、辛口になってしまうかもしれませんが、現状をなんとか改善するために書きました、ズバッと書いたことを許していただけたらと思います。(その覚悟がある人のみ、続きを読んで下さい)



1.圧倒的な授業クオリティの低さ

どこに原因があるかと言えば、生徒の質の悪さにもありますが、こうしたケースは実は教師の圧倒的な授業クオリティの低さにあります。
ですから、どんな学校に行っても、同じことが延々と起きます。
本人としては「いい授業」をしているかもしれませんが、生徒からすると「まったく意味がわからない」「何を話している?」「それ間違っているし」といった次元です。

そして、この手の多くは「教師の学力不足」であることが多いです。
免許を持っているのに、教科書に書いてある内容さえ理解していない、教科書を超えた内容を知らない、という感じです。

だから、生徒はその意味不明さのストレスから、授業で暴れてしまいます。
厳しいことをいいますが、「生徒が教師によって態度を変える!」と非難する方はたくさんいますが、「そもそも、あなたも人によって態度を変えるでしょ?」「あなたがきちんと教師らしいことできていない」から、仕方ないんですよ。
ここを理解しないといけません。

なんでもかんでも生徒のせいにしたらだめ。だって、相手は子どもはこちらは大人です。


ですので、今回のケースのような授業崩壊は、教師の授業力が圧倒的に足りていないことに起因しています。

となると、やることは1つ。校内の同じ教科で、授業がうまいと評判の方に、1から指導してもらうこと。
これ以外にはもう無理です。

・1時間毎の目標は何か
・1時間の流れや板書計画
・導入で何をしゃべればいいか
・どこを強調すればいいか


これらのことを、毎時間やりましょう。
1週間もすれば、生徒の見る目が変わり、少なくとも便乗組はいなくなるはずです。

それと、合わせて教科書の指導書を隅から隅まで読みましょう。
授業に臨むための知識がないと思われます。



2.人間の魅力のなさ

それと合わせて、生徒は教師に対して「こんな人間になりたくない」と感じています。
おそらく、声は小さく、授業での話は淡々で、笑わず、棒読み、なのではないでしょうか。
もしくは、小さなことにこだわったり、変な理屈をこねたりなど、子どもからみて「呆れるようなこと」をやっているのではないでしょうか。

同僚の教師でさえ「この人はただ給料をもらうためだけ来ている」と憤慨していると思います。

つまりは、人間としての魅力の低さが根底にあるかもしれません。
以下の2冊をおすすめしますので、読んでみてもらいたいです。




3.教員団の仲間になろう

授業崩壊を繰り返すと、どうなっていくかというと、ずばり、「仕事がすっごく減ります」。
担任はもたせられないので副担任となり、仕事のクオリティも低いことが多いので、副担なのに分掌も少ない。
ミスしたらフォローしないといけないし、あてにされていません。

そもそも、他の教員からすると「授業まで入らないといけなくて大変過ぎる」という思いです。
さらに、分掌の仕事も少ない。
そこに追い打ちをかけるように、この手の方は定時になったらさっさと帰ります。

「授業崩壊しているのに、教材研究もせずにさっさと帰るとか普通じゃないし。給料泥棒だ!」と憤慨しています

とても厳しいことを書いていますが、これが現実です。

で、この状況下で何が起きるかと言えば、生徒から見ると、その教師だけが浮いているわけですね。
自然界でライオンが狩るのは群れから離れた1匹です。

そう、それがこの教師。
生徒という子ライオンたちが、教員団から離れている教師を狙い撃ちにしているわけです。

教員も心の中では「あいつは仲間じゃない」と思って見捨てていますし、場合によっては「生徒に散々な目にあえばいい」とすら思っているかもしれません。
他の教員に生徒がなぜ暴言などを向けないかというと、教員団という群れがあって、下手に手を出すと報復されるからです。

でも、この教師は群れから離れているんです。




ですので、まずは教員団の仲間入りすることから始めましょう。
副担はただでさえ仕事が少ないですから、道徳のプリントの準備のときには「私が印刷をやります!」と名乗りを上げましょう。
懇談の前のときには、担任の印刷物を手伝ったり、袋詰作業をしてあげたり。

生徒指導があるときには一緒に残りましょう。
普段もさっさと帰らずに、指導書を何度も読むなどして、学年の教員団の帰宅時間を考えて帰るようにしましょう。
放課後に教室清掃をやったり、ちょっとした維持管理のことも担任がやっていることが多いので「私がやりますから」と名乗り出ましょう。

「時間がありますから、何かあれば言ってください」と学年主任や他の教師にもいいましょう。

こうやって学年団に貢献するから、仲間だと認められるです。
これが普通の在り方ではあるのですが。

そうなって、認められると群れの一員となりますから、同僚の接し方は激変して優しくなり、生徒から見ても「先生たちって仲がいいよね」って映りますし、生徒からの扱いも変わってくるでしょう。



4.1から修行する気持ちで

授業崩壊を繰り返すということは、圧倒的に教員としての力が足りていません。
新採だと思って、「教えてください」と聞いて回ることが必要です。

ただ、ここまで読んでみると、おそらく「めんどくさ。何こいつ偉そうに書いているの? 自分はとても頑張っているのに。見ないで何がわかるんだ!!」と憤慨しているでしょう。

ぼくは授業崩壊した方を数名見てきましたし、他の教員から話を聞くこともありました。
そうしたら、共通項がたくさんあるんです。

ですので、1から修業をすること、毎日残業が3時間はついてまわるぐらいの覚悟を持つこと、このくらいの気持ちで頑張れなかったら通用することはありません。

ぶっちゃけて言うと、やることが多すぎて面倒なので、崩壊する教員は「何も変更しない」ことを選択し、毎年、授業を崩壊させます。
長くいると保護者からのクレームが多くなるので、3年とか短いスパンで転勤をさせていきます。


ここでしっかりと考えないといけないのは、生徒だけではなく、教員も保護者も敵に回しているという事実です。
もしも、転勤先に性格の悪い教員がいれば、嫌がらせをされるでしょうし、場合によっては「病休に追い込んで代わりが来たほうがいい」と考える人もいます。

自分の身は自分で守るのであれば、しっかりと修業をするしかありませんし、それがプロです。


終わりに

辛口で申し訳ありません。質問者さんがとてもつらい状況にあるのにも関わらず、こうしたことを書いてしまうのは心苦しいです。
しかしながら、、、こうして書いたのは現状をしっかりと把握しないとだめだからです。
病状で言えば、かなり進行したとても危険な状態。


だけど、本気でやれば絶対に効果が出ますし、改善できます。


すぐに効果が出るのは「授業の改善」です。
他の教員に教えてもらい、丸パクリ授業を展開しましょう。きっと生徒の見方が変わります。

それと、教員団ともうまくやることも必要です。

ということで、とても辛口で申し訳ありませんが、うまくいくことを願っています。
もっとここを書いて欲しいなどありましたら、質問箱よりお願いします。