教材研究はどんなスタンスでやっていますか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

教材研究はどんなスタンスでやっていますか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

1日のサイクルをどのようにしていますか?に対して、質問者さんから追加で質問を受けましたので、他の質問がたまっている状況ですが、優先して記事にします。

質問に答えていただきありがとうございます。
睡眠時間の確保とルーチンの効率化、とくに後者をやることで前者もより可能になるという点で、後者は本当に大切だと思いました。 付け加えて、教員10年目ということで、授業の教材研究及び指導法研究についてはどういうスタンスをとっていますか?
私は3年目でまだ授業準備に時間をかけないとまともな授業ができない状態です。授業が下手だと本来なら生まれるはずのない生活指導をしなくてはいけなくなるので、個人的には手を抜かずにやるようにしています。楽しい反面、結構大変です。

質問回答の「放課後の仕事」には教材研究が含まれているのでしょうか?
また月単位で自分の教科の知識を更新するための取り組みなどどれくらいしているのかぜひ教えてください。


ほんのたまに、「何の教科ですか?」と聞かれることがありますが、内緒です。
ご想像にお任せします。

今回は教材研究のことですね。



2回り(6年)しないと、教材は固まらないかなと思います。
1回り目で骨組みを作って、2回り目である程度完成させるイメージです。
となると、10年目になると教材は完成しています。あとは、指導要領や教科書の改定に合わせて、授業プランを修正するだけになります。


教材研究に関してはほぼやっていません。
その理由としては、分掌の仕事が多すぎるので、無理だから。
「そんなんでいいのか?」と言われるかもしれませんが、今まで作ってきたものはそれなりのクオリティがあるので、それを使いまわしても何の問題もないと考えているからです。

もしも、校長がそんな偉そうなことを言ってきたら、「分掌の仕事を減らせ!」と言い返します。
授業時間に関しては、だいたいの感覚で50分に入るかわかりますし、入らなくても問題ありません。と考えいてるので、ぼくにとっては重要事項ではないですね。




教科の知識の更新ですが、中学校の内容で言うと、日常生活との関連の方が大事だなと思います。
例えば、数式がどこで活用されているとか、法則がどんな場面で役立っているとか、どんな歴史がここにあってつながっているとか。

こうしたもののほうが、大事だし、生徒もハッとします。価値が出ます。納得します。

そうした知識は、何気なく新聞を読んだり、テレビを見たり、指導書を見たり、お出かけしたり、誰かとしゃべっている瞬間に「あっ!!これはここにつながっている!」て閃きます。
ので、意識的に何かをやっているわけではなく、出来事を教科の知識と組み合わせるようにしています。
高校レベルの知識も必要ですが、こうした知識は教科書に載っていないので、本当に重宝します。


僕自身は、閃き人間なので、ある瞬間にパッと閃くことが多く(知識の関連付け)、かなり発見があります。
授業中には、既存の学習との関連が閃くことも多くあります。

という感じで、アンテナを張っているというのが、教材研究でしょうか。
何もやってないじゃんと言われれはそのとおりかもしれませんが、これでいつの間にか相当な知識量になるんですよ。





放課後や空きコマで何をしているかと言えば、担任や分掌の仕事でしょうか。
やることリストをWordで作っていますので、一つずつこなしています。
あとは授業の中身を確認もします。


授業研究の時間はほとんどないのが実情です。
たまに、「ここは変えてみよう」と思うことがあるくらいです。

とやっていかないと、仕事ばかりに時間が取られてしまって、プライベート時間がなくなってしまいます。
授業に関しては、ある程度の教材ができたら(誰が教材研究してもそこまで大差ないでしょう)、あとはどうやって回す、生徒を動かす、働きかけるかが大事になるので、こうした指導法的な部分に力を入れています。

やることはシンプルで、日々「どう言えば生徒は動くか」「納得するか」「楽しいか」といったことを、生徒の反応を見ながら、ケーススタディを積み上げていき、日々に活かしていきます。
教材はほとんど変えませんが、指導法はすごく変えていきます。

ここが、通用するかのポイントであるように思います。



若いうちは、教材研究が楽しい、やりがいがある、一人前になりたいといった様々な動機があり、モチベーションが高く維持できると思います。
が、経験年数が増えていくことによって、どんどんマンネリになるし、残業の日々が馬鹿らしくなります。
仕事とプライベートのバランスを考えていかないと、色々と支障が出るようにもなります。

それこそ、結婚、子育て、といったことが出たときには、残業ばかりしていてはうまくいかないでしょう。
教材研究がどこまで必要かと言われれば、優先度が低くなり、遅れてはいけない分掌に専念せざるを得なくなります。

学生時代には「教員が教材研究しないなんておかしい!」と感じて変に憤っていましたが、経験年数によって、それぞれいろんな段階があることに気づいてきます。
だから、ベテランが教材研究しないのは今まで積み上げてきているからであって、若手はそれを若いうちにやるのだと考えてもらうといいですかね。