うまくいかない生徒指導から抜け出すための話 | t-labo(中学校教師の支援サイト)

うまくいかない生徒指導から抜け出すための話

みなさん、こんにちは。tetraです。

驚くことに経験ある多くの教師がきちんと担任ができていません。
その原因の根底にあるのは、生徒指導がうまくできないからです。

担任が上手く生徒指導ができないといい加減なクラスになっていき、教科担が苦戦することになります。
担任がきちんとできないばかりにどんどん下降線となっていき、クラスができあがっている1月~3月がとても辛いということもしばしば。

いやーー厳しい。

今回は、うまくいかない生徒指導を抜け出すために書きます。



今年1年を振り返ってみると、うまくいかない担任というのは、生徒指導がいい加減。
このいい加減とは何かというと、「生徒指導が場当たり的なもの」になっていることです。
「ちゃんと注意しました」と報告できれば、その場をしのげますからね。

生徒からしても「はい、わかりました」といえば、その場をしのげます。
お互いにしのいでいるわけ。

担任は他の教師から逃げ、問題生徒は教師の指導から逃げ。
面倒ではないので、お互いの利害が一致しているのです。

で、もちろん、学級はどんどんだめになっていくのは承知の通りです。




この場当たり的指導をバンバン繰り出す人って、結局のところ、生徒のことが怖いんですよね。
自分の指導に自信がないし、「うまくいかなかったらどうしよう」とまず逃げの予防線を張り始める。
形だけはとりつくろって、自分のプライドだけは守ろうとしている。

それだけの小さな人間。
生徒がついてくるわけもありません。

でも、本人はそれに気づかない。だから、うまくいかない。


生徒指導って、うまくいくかなんてわからない。
それでいいんですよね。

大事なのは、やってはいけないことを「やめろ」ととめることであり、「やってはいけない」と正論をきちんとぶつけること。
生徒の問題行動を止めること。
次はそれを続けさせない、習慣化させないこと。




同じことの繰り返しになるのは、その生徒が指導に対して何の効果もなかったことを意味しています。
つまり、今の指導では効かない。だから、指導の段階を上げる。

放課後に呼び出して個別指導、主任などの力を借りて指導。
それでもだめなら保護者と連携を取る。
もっとステップを上げるなら、保護者召喚。

やれることはたくさんあります。

うまくいくかどうかなんて二の次。やるかやらないかでしょう。
逃げる言い訳ばっかり探してどうする?


生徒がナイフを持って暴れまわっているのを想像してください。
それを止めないのですか?
あなたにはそのナイフが見えないのですか?




ここまできちんと動ける人なら、生徒はその指導の面倒さや教師の熱心さに負けます。
教師が正論をきちんと押し通すということは、学級から不法行為を撲滅しようというスローガンを掲げ徹底することであり、生徒には歓迎されるのです。

生徒は「この先生なら信頼できる」と思えるわけです。
正しいことを教えていくことになり、生徒はいい方向に成長していく。
問題行動を繰り返す生徒も、指導のステップを上げていくうちにしなくなります。

生徒指導が苦戦するのは、核となる生徒の取り巻き連中。この引き剥がしでしょう。
たいていの生徒たちは根性なんてないですから、指導のステップを上げれば脱落していきます。
となると、問題生徒は多勢に無勢。おとなしくなります。


むしろ、学級から不法行為がなくなっていくと、生徒のストレスも減り、学級が穏やかになり、生徒間の仲が深まり、何事にも前向きになります。
保護者連絡をすれば保護者に嫌われると思われがちですが、保護者の見る目は違います。
「ここまで生徒のためにきちんと動いてくれる熱心な先生なんだ」と感激します。

保護者からすると、「やってはいけないこと」をきちんと教えくれる人はありがたくて、問題生徒の保護者はそれができませんしね。苦労しているんです。


・・・・


ということで、きちんと正論を言い続け、指導の段階を上げていくことです。
最初はもぐらたたき敵になるかもしれませんが、新年度の4月から始めれは、6月には平定できるでしょう。
ここでしっかりと担任と生徒の上下関係(表現悪い??)をはっきりとさせておきたいです。

生徒指導なんてシンプルで簡単。困難にしているのは継続・忍耐が必要ってことです。