授業中に生徒がずっと私語をし続けています。どうしたらいいですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

授業中に生徒がずっと私語をし続けています。どうしたらいいですか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は

こんにちは。最近このブログを知り、本当に役立つことをたくさん学ばせていただいています。ありがとうございます。

今、初任校で働いているのですが、私の力量不足と、学校自体が教育困難校なのもあって指導がさっぱり通りません。現状としては

・チャイムが鳴ってもたくさんの生徒が廊下をうろうろしていて教室に入ろうとしない。
・生徒を教室に入れたとしても立ち歩いて友達と話している生徒が多数でなかなか座らない。座ったとしても好きな席に座るする生徒もいるのでここで手間取る。

・ようやく本来の席に座らせたとしてもそもそもクラスのほぼ全員が絶え間なく私語を続ける。そこで全体に注意をするが生徒らはみな無視をする。生徒に近づいていって逐一静かにさせようとしたり、「最後までしゃべってるのは誰かな?」とか言ってみたりしても、開き直ってしゃべり続ける。そのうちまた立ち歩く生徒が出てくる。
・本来は静かにさせてから授業に入るべきだが、静かになることがないので、うるさい状態でも無理やり授業を始める。

この悪循環の連鎖です。他の先生が授業しているときもこんな感じです。どのクラスもです。生徒が興味をひきそうな話をするとほんの一部の子らはくいついてきますが、大多数の子は私語に夢中なのでほんの一部の子を相手に授業をしているようです。このような状況はどうしたら良いのでしょうか。


ということです。

かなり厳しい学校への赴任ですね。
初任校ということで、経験が足りないのでほぼ打つ手なしでしょうね。力量が生徒に通じないのが現状でしょう。



1.学校体制の問題

良くなるかどうかのポイントは、学校体制がどうであるか。
現状に甘んじているのか、それともよくしようとしているのか。
現状に甘んじていて「3年すれば卒業する」という認識ならまず無理ですね。

学年として「こうしていこう」という形があればまだ見込みがあります。
なければ、諦めるほうがいいです。
初任者の力ではもう無理。

これが現実です。どうにかしようとするから、学校はよくなるんです。

2.うまくいっている教員を探す

>他の先生が授業しているときもこんな感じです

とありますが、全教員が同じ状況でしょうか。
生徒は50分間ずっと私語を続けているでしょうか。

そんな状況は信じがたく、一部~半数程度の教員の授業では案外うまくいっているのではないかと推測します。
9教科ともそういう状況であれば、学校崩壊であり、PTAも黙ってないし、教育委員会も何かしらの手を打つと思います。

ですので、授業をうまくこなしている教員を見つけて、ノウハウを教えてもらい、授業を見学するといいと思います。
(もしも、全員が同じであれば、本当に打つ手なしです)



3.授業のクオリティ

・・・言い方悪いんですが、、、生徒とうまくいかないという人は大抵、授業がぐちゃぐちゃなんですよね。
授業がだめだから生徒の尊敬がもらえない。
だから、うまくいかない。

ですので、今の状況を抜け出すのには授業のクオリティをあげないとだめです。

とアドバイスをするのですが、

「ちゃんと工夫してやっている!」と反論する人がいますが、そういう人は見込みありません。
「わかりました」と言って、相手に何も言わせないようにする人も見込みありません。


大事なのは行動であって、具体的に「こうする」がないとだめです。


ですので、今でも授業を頑張っていると思いますが、さらにプラスアルファがいります。

・授業開始のときに簡単な問題をたくさん出して興味を引く
・視覚教材を多く使う
・授業と日常生活の関連をきちんと見つけ出し、説明、発見させる

といったものです。よく言われることですが、こうした仕組みを取り入れるのは大きな効果があります。

また、荒れていると生徒は道具を持ってこないので、ワークシート形式にして( )埋めだけはして帰ろうという形で、目標やノルマが見えやすい形にすると生徒もやる気を出してくれることもあります。


4.教師の魅力

「この先生の話は聞いておかないと損をする」、「この先生の話が聞きたい」、そういう教師になると違います。
この魅力の基本は、良好な人間関係から発生するものです。

どんなにだめな生徒でも「だめなやつ」と言われればへそを曲げてしまいます。
そこを、「君はいい人だ」と褒めれば違った関係ができてきます。


全員が私語している状況というのは、正直想像し難く、おそらく半数は周囲がうるさすぎてやる気を失っているだけで、教師が指導に時間を割いていて暇だから、しゃべっているとも考えられます。
40人いれば20人以上は少なくとも黙って普通に座っていられます。

仮に落ち着いていられないのが20人としても、中心と取り巻きに分かれるわけです。
取り巻きの生徒との人間関係を1人、2人、、、と増やしていけば、そのうち授業では味方がばかりとなり、成立するようになります。
一気に妨害の中心と人間関係ができれば、目に見える効果があると思います。


という感じで、手を入れていくしかありませんが、困ったことに、次の問題として「生徒とうまく人間関係が作れません」となります。。。
そう、、、学級が荒れる人は、授業がうまくなくて、根本的に生徒との人間関係が作る能力が低いのです。
そんな状況で教師になっているから、すべてがうまくいかないわけで、

教師になるんだったら、もっと自分を磨いておけよ・・・ということなんですよね。。。

生徒がだめだけど、実は教師もだめというパターンはとても多い。
まあ、むしろ、教師がだめだから生徒がダメになるという表現が正しい。


この魅力を上げるためには、サイドバーで紹介している2冊を読んでは?と思います。





5.努力なしでは道は開けない

頑張る姿は美しい。頑張る姿が感動を生む。

教師も同じ。努力なしでは教師は輝かないし、生徒もついてこない。
現状として頑張っていないとはいいませんが、正しい方向にがんばっているか、というのは常に考えたいところです。

毎回の通り、話が色んな方向に拡散していますが、「行動」なしてでは変わらないですから、1つでもいいなと思ったのはやってみてください。
その試行錯誤の繰り返しが努力であり、そばにいる生徒に感動を与えるわけです。
道は険しいのですが、こうした努力なくしては一人前の教師にはなれません。

「生徒が悪いから」と言い訳を繰り返す教師にはならないでください。