生徒は怒鳴られるから言うことを聞くのではなくて・・・ | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒は怒鳴られるから言うことを聞くのではなくて・・・

1年前に生徒指導は怒鳴らなくてもいいで書いたように、生徒指導に怒鳴ることは必要ではありません。
その考えは今も変わりません。

怒鳴ってはいけないと言っているわけではありません。
もしも、怒鳴ることが生徒指導上で有効であるなら、やってみるのも手でしょう。


生徒は怒鳴られるから言うことを聞くわけではないのを理解しましょう
教師との信頼関係を裏切ることを恐れています。
だから、怒鳴ること事態に本質的な教育効果はないと思います。



ぼくが顧問をしているクラブの生徒は校内で問題を起こしませんし、提出物等もきっちりとこなしています。
ところが、ぼくが転勤したあとのクラブの生徒たちは、しばらく経ってから問題を起こすようになったと聞きました。
話を聞いてみると、新しい顧問は生活指導を一切しなかったようです。それに生徒との関わりにも力を注いでなかったとのこと。

自慢したいわけじゃなくて、単純にぼくはクラブの生徒の面倒をよく見ます。
話もよく聞くようにしてますし、ほめるようにしてます。
宿題のチェックや校内での問題行動についても口を出します。

こうしてやっていくと、生徒との間に信頼関係が生まれるんですよ。
クラブ指導しながら、一体感があって居心地がいいし、がんばろうと自然に思えます。
こうなると、生徒に話をするだけで生徒にはすごく響きます。

「こういう話を聞いてすごく残念だった」と普通に言ったとすると、生徒はすごくショックを受け、もうやらないと心に誓うはずです。
ここに怒鳴る必要なんてないのです。



こうして考えると、見えてくるのは。

自分が生徒にとってどれだけ重要な存在であるか、だけなんですよね


ここが本質です。
怒鳴るのはそうした人間関係がないのを、なんとかかさ増ししようとしているだけ。
問題が起こる度に、怒鳴り散らす教師がいますが、一向に問題がなくならないのは、このためです。

怒鳴ることに目が言ってしまうと、この本質が見えなくなり、傲慢になってしまいます。


とすると、生徒指導で苦戦している人はどのようにして人間関係、信頼関係を築いていくのかを、考えるのが近道であり、解決策です。
もしも、何の考えも浮かばない方は、「その生徒のために使う物理的な時間を増やしましょう」
変なスキルを使うよりも、はるかに効果がありますよ。