対話的な生徒指導とは妥協の産物になりませんか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

対話的な生徒指導とは妥協の産物になりませんか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、

攻撃的な生徒指導ではなく、対話的な生徒指導 この言葉が印象に残りました。
対話的な生徒指導をして生徒が言うことを聞かない場合、仕方がないということで引き下がるということになるのでしょうか?
結果的には好き勝手を許してしまうところがあるような気がします。このあたりどのように考えて対話的な生徒指導を実践されていますか?


ということです。
「対話的」とか「攻撃的」とかは、単に雰囲気がわかるだろうなと思ってつけた言葉でしかないんですが。
生徒に好き勝手を許してしまうのは生徒指導ではないので、、、、。
それはご機嫌取りです。



例えば、授業中に私語をしている生徒(いわゆる問題児)がいて周囲が迷惑するので指導をしないといけない場面。

「お前うるさいんじゃ!黙れや!!」というのが攻撃的な生徒指導であるとすると。
こうやって静かになれば、効果もあるわけですね。
ある意味で生徒指導は成功。

たいていは、感情的に反発されて、正しいことさえ生徒はしたがらなくなります。


対話型はそんな風に入らずに「何か気になった?」とか「どうかした?」という感じで、相手に話を促すように入ります。
一方通行ではない、という意味ですね。
生徒は何らかのリアクションを返してくるでしょう。



やりとりする、というのが重要な要素で、気になったことがある、質問したいとか、あるいは、今日はやる気がないといったことで、私語をする理由がわかるはずです。
また生徒も自分で言葉にすることである程度、気持ち的にすっきりします。

肯定的に関わりをするわけで、生徒も心理的に教師にあえて反発しようとしづらくなります。
そして、教師は「今は静かにしておいて」とお願いをするわけです。


攻撃的な生徒指導というのは、生徒の話を聞こうとせずに、一方的にこちらの要求を突き付けて強制しようとするものです。
生徒には生徒なりの言い分や理由があって、それを聞くだけで解消されることもあります。
それを無視して教師の言い分を通そうとするので、関係悪化になるし、感情的にもめます。





そうやっていても反発されて言うことを聞かない場合はどうするのか、という質問でありますね。

対話型でもともとやっていると思った以上に反発はくらわないものです。
攻撃型でやっている人が急にこうしたことをやると、関係がもともと悪いので反発されるでしょう。

やり取りの中で、「もしも◯◯をやめないとみんなの迷惑になるから、□□になるよ」と伝えればいいです。
それでも拒否する時には、□□(例えば、別室指導になるなど)を実施するだけですね。
その時に、その理由、教師の思いなども合わせてしゃべるようにしましょう。

あと、その生徒を認めるような発言を中に盛り込んでいきましょう。
「君の発想はとても面白いと思うよ。思うけど、今じゃないから、ちょっと今は我慢してて。あとで出番があるから」など。


攻撃型の人は、この記事を読んだら、生徒が問題行動を起こした瞬間に、「もしも◯◯をやめないとみんなの迷惑になるから、□□になるよ」といきなりやってしまって『ほら、うまくいかなかった』とやりそうです。。。
もとより、コミュニケーションや人間関係のやりとりが苦手なのだと思いますから、鍛えていくしか無いので地道にやっていきましょう。


生徒指導って結局はどんなやり方をしたとしてもゴールは同じなんだと思うんですよね。
そこに到達する時に、一方通行なのか、双方向なのかの違いだと思ってください。