教室で悪口が横行して被害者生徒の訴えが大きくなっています。どうしたらいいですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

教室で悪口が横行して被害者生徒の訴えが大きくなっています。どうしたらいいですか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、こそこそ悪さをする生徒への指導はどうしたらいいですか?に対するもので、

まさに今このことで悩んでいます。問題が表面化していませんが、被害者生徒の訴えが大きくなるばかり。特定の生徒への悪口や陰口などです。担任(私)への悪口も裏ではあるようです。。中学校2年担任です。。

ということです。
質問なのかはよくわかりませんが、せっかくの機会ですから記事にしてみます。



前回の記事との違いは、被害生徒がいる点ですね。
特定の生徒が攻撃の対象とされているので、加害者たちは特定できているけれど指導しても収まらない、うまく解決できていていない状況ということかなと思います。

>問題が表面化していませんが、被害者生徒の訴えが大きくなるばかり

という表現はよくわかりませんが、、、教師の耳に聞こえてくる段階で表面化していると考えたほうがいいと思います。
表面化していない、というのは教師が把握できない場所で、という意味でみんなが表現していると思いますので。


状況としては、加害者がわかっているのに収まらないのはまずい。
不平不満が溜まる原因です。
質問者への悪口もあるようですが、指導の徹底ができていない、教室の空気が淀んでいる段階で仕方ないかなと思います。

それと、、、不満なんて誰でも持つものですし、気にしても仕方ないですよ。




なぜ、、、収まらないのか。。。

まずは個別で指導します。悪口を言うな、と。本人に約束させますね。

また起こるなら、本人にまた指導します。
そのときには、自分なら「君がやっていることはいじめだよ。悪質だ」と突き付けます。
複数いてもみんなに同じ話をします。

「いじめは見過ごすことができないから、保護者にいじめをしているって電話を入れる」と言います。
大抵の生徒は、『やめるから電話だけは勘弁してくれ』というでしょう。
なので、「もうしないなら、しない。ただし、きちんと謝罪をしなさい」と謝罪の場を設けて謝罪させます。

だいたいもうやめると思います。

ちなみに、「いじめ」という表現を使うと生徒が猛反発すると思います。
「はあ~~!?いじめってなんなん??おかしいんじゃない?」と。
指導に自信がない教師はそこで折れてしまって、生徒は内心「しめしめ。こいつはなんとかなるわ」とほくそ笑む。

「1度注意して約束したのにやめないなんて、悪質でしょ。悪質で、しかも複数で攻撃しているわけだからいじめでしょ。これがいじめではなかったら、何がいじめになるの?これが遊びで許されるの?」
負けないように。





教室でも全体指導を行い、同じようなことをしないように牽制します。(予防のための指導)
あと、いじめに関する話をします。
どんなことがいじめになるのか、なぜいけないのか、どういう対処を学校はするのか、といったことを。


こうして全体指導もしていけば、きっともうしないでしょう。
担任が徹底指導をするよ、ということを明言しているし、実際に加害生徒に対して指導している実績もあるわけですから。


まあ、、、それでも、もしもまだ繰り返すようなら、、、「いじめとして指導する」ということで校内体制を整えてから指導に乗り出します。
学年主任、生徒指導部長、管理職に話を通しておくということです。
で、加害者に指導&保護者に電話 or 呼び出し「子どもさんがやっていることはいじめですよ。学校としてはいじめという認識で対応しています」と伝えます。

ここまで来ると、さすがに、、、やらないと思います。


被害者生徒の方には、問題発覚段階で保護者に電話を入れて、早急に解決すると約束し対応します。
指導の度に逐一報告を入れ、「続くようなら教えて欲しい」とお願いします。
きっと快く協力をしてくれます。

加害生徒の保護者出す段階になると、保護者からの謝罪をしてくれとお願いをするかもしれません。
それは状況や生徒指導部長の判断によります。

被害者生徒には「あれからないかな??」とたまに聞いてみましょう。
あれば教えてくれるし、なければないと言うでしょう。
指導をきちんとやればなくなるはずです。

そうなれば、本人が安心して学校に来れますし、保護者も安心だし、喜んでいるでしょう。





・・・・

対応としては、一度の注意でだめなら、いじめとして対応するのがいいと思います。
悪質ですからね。
その代わり校内体制をきちんと作るように、報告・連絡・相談を怠らないように。

まずいのは、被害生徒の保護者が我慢の限界が来て訴えてくるまで何もしないことです。
保護者が知っているけど様子見をしている段階で、担任から先制電話があるかどうかは大きな差になります。


それとこうした不法行為に対する指導が機能し始めると、学級は明るく穏やかな雰囲気になっていき、担任への悪口もなくなっていきます。
不法行為をゆるさずに徹底していけるかが試されています。
夏休みに入る前までにすべての指導を終えたいところです。