対話的生徒指導では生徒の嘘にも騙される必要がありますか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

対話的生徒指導では生徒の嘘にも騙される必要がありますか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、

対話的な生徒指導で人間関係をつくる。これを試みている最中です。
そこでしっくり来ないのは生徒が悪いことをしたと考えられる場合、対話をして話を聞いていきますが「正直に言わない」ケースです。どうしてもつじつまが合わなかったり、言い分が食い違う時は何度も聞きますが「自分をうたがっている」「信用していない」とか言います。
私自身もその生徒に対して不信感も出てきます。心の中でこちらも納得がいかない面があってもその生徒との学校生活は続くわけでうまくいかない原因になったりしています。真実を認めない場合だまされたふりも大事なのでしょうか?


ということです。

対話をすることを、教師が生徒の話を我慢して聞き続けて、すべて信じ、妥協することだと勘違いしていませんか?
共感するというときにも同じ問題が起きて、「相手に共感するから、すべて相手のいいなりでしょ」と平気で言う人もいます。

指導のための対話。

であるなら、何をすべきでしょうか?



生徒が辻褄の合わないことを言った、明らかな嘘をついている。そんなことはあります。
おそらく騙せると生徒は思っているからです。

対話をしましょうというのは、単純に相手の話を聞きましょう、と言うだけではなくて、自分の言いたいことは言いましょう、ということです。
攻撃的に「お前が悪い」と決めつけたり、「教師の言うことが偉いんだ!」と権威を振りかざしたりしないということ。


ですので、おかしいなら、ここがおかしい、合わないと言えばいいし、その矛盾点を指摘し、生徒に説明を求めればいいです。
生徒に「信用していない」と言われても、「だったらきちんと説明して欲しい」と言えば問題なしです。
というのも、正直に話せば合理的な話になるからです。

ただ、気をつけたいのは、「なぜ、そんなことをしてしまったのか!」と生徒に動機を聞いた時に「なんとなく」と返事があった時に、「嘘つけ!!」と責めてしまうこと。
問題を起こす生徒は語彙が少ないですから、「なぜ」「どうして」と聞くと答えに窮してしまいますから、聞き方ももう少し具体的にした方がいいです。




あと、、、教師が納得回答をしないと許さない人もいますから、、、、それは虚偽の自白の強要みたくなってしまいますので要注意。
生徒には生徒の考えがありますから。


最後に。
対話をしても騙される方、嘘を突き通される方がいます。
それは単純に詰めが甘いからです。

生徒が強硬な態度をとってしまうとひるんでしまって、それ以上何も言えなくなってしまうタイプ。
生徒のご機嫌取りを普段からしている方はけっこう、、、厳しいでしょうね。

生徒も相手を見て、嘘をつくかどうかは判断しています。