教師は信じて騙されることの繰り返しですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

教師は信じて騙されることの繰り返しですか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、

「生徒のことを信じる」というのが生徒指導の基本だと思います。 しかし現実はうそをついたりごまかしたりする生徒も多くいて、なかなか難しいです。tetraさんは信じてはだまされることを繰り返していく生徒指導をしていますか?


ということです。

生徒を信じることは大切ですが、だからといって安易に騙されてはいけません。という感じでしょうか。



生徒のことを信じること、と書くと、盲目的に信じて延々と騙されることを推奨しているように捉える方も中にはいまして。

生徒のことを信じる時に大事なことは何ですか??

生徒指導のときに、生徒はウソをつくことがあります。
その生徒以外の情報源がありますから、その生徒の話が「嘘だろうな」と思う時はあります。

どうしますか?

信じることが大切だから信じますか?


・・・・




大事なのは根拠かなと。

状況から明らかに合わない時には信じる根拠はありません。
明確な説明を求めましょう。
「◯◯と合わないんだけど?」

その時に生徒が『信じないなんておかしい!』なんて言うから、ご機嫌取りで「わかった!君のことを信じるよ!!」と言うわけですね。
生徒のことを信じて騙されるってのは、場合によってはご機嫌取りが多いですね。

信じて騙されたら生徒が悪いので、言い訳ができるからです・・・。
「おれは悪くない!」って。
そして、その場ではご機嫌取りができて、変にもめなくていい・・・

だから、安易に信じて騙されるわけですね。。。逃げの指導スタイル。
その度に生徒は「あいつは嘘をつけばごまかせる」とどんどんだめな方向に。
そして、教師はどんどん馬鹿にされていく。


信じることを逃げで使うからいけないんですね。




話を戻しますと、生徒の話が現実と合うか合わないか。
合わなければ、明確な説明を求める。
それでも嘘をつくようなら、「わかった。その話を信じる。ほかの人が嘘をついているのかもしれないから、その話を聞いてみる」とすればいいわけです。

生徒の話を信じてもそれですべてを許す訳にはいきません。
(指導がうまくいかない教師は、生徒の話を信じてそれでおしまい!とやるからだめ・・・)

その後、矛盾点を徹底的に調べて誰が嘘をついているかをはっきりさせます。
ここまでのことをやるから、生徒も安易に嘘をつかなくなります。


もしも、ものがなくなったときに情報がなくて、ある生徒が「おれは関係ない」と言ったら、信じない根拠はないので、信じます。
「言っていないことはないね?」と確認しておきましょう。
この信じるという言葉も、他の証言が出てくれば変わるわけです。




信じて結局は騙されるという表現になってしまうかもしれませんが、経験を積んでいくと、嘘をついている生徒はたいていわかります。
ですので、頭の中ではどうやって口を割らせるかを考えて、かまをかけるとヒットします。
上達していけば、生徒は嘘をつかなくなります。

というのも、生徒は「この人に嘘をついても無駄」と悟りますし、生徒指導の上手な教師に対しては「正直に行ったほうが得」だと思うからです。
生徒指導が下手な人というのは、聞き込みの仕方も悪いですが、正直に認めた時の指導もまずいんですよね・・・。

ねちねちと、、、自分のうっぷんを晴らすように指導するから、生徒に嫌われちゃう。
上手な人はコンパクトに指導して必要なことをもれなくやってくれるから楽なんです。





長くなりましたが。

・生徒の話を信じるかどうかは根拠次第
・生徒の話を信じるとしても、状況証拠を集めていく
・生徒の話が食い違う時には、再び話を聞く

というのが基本的なスタンスになるでしょう。
あとは、

・嘘かどうかは基本的には分かることが多い
・嘘をいかに暴くかの腕を磨くこと

そして、言ってしまえば、

・指導がうまくなれば、生徒は嘘をつかなくなる

ということです。

極論すれば、生徒に騙される方は、生徒と誠実な人間関係ができていないってことです。
その部分を見つめ直して、普段の関わりに活かすほうがいいですね
というのも、、、生徒に騙されようが実際にはどうでもいいわけですから。