給食指導の鉄則は役割分担を徹底すること! | t-labo(中学校教師の支援サイト)

給食指導の鉄則は役割分担を徹底すること!

給食指導は苦痛ですか?

ベテランの先生になっても全然うまくいっていない人は多くいます。

そのコツは、給食の役割分担にあります。



給食の役割分担


新しい学校に行き、唖然としたのが給食の役割分担を作っていない学級が多いこと。
どうしてかというと

「それで回る」

とのこと。
ふたを開けてみれば、確かに回っているクラスもある。
けれども、

回っていないクラスもあるし、時間がかかり過ぎている

それでも、現状を変える気はないようです。




担任は最小限の動きにする


給食指導で一番大事なことは、

教師がいなくても、時間内に準備ができ、時間内に片付けと返却がきれいにできること

これがなければ機能していないのと同じです。
具体的に言えば、給食指導の度に

「あんたは大おかずをやって」
「なんでご飯の担当がいないの?」
「誰か配膳台ふいて!」
「食缶が残っているじゃん。なんで?」

といちいち言わないといけない状況を作ることです。
もっといえば、担任がいつも不手際の後始末をする状況ではいけません。

疲れるだけ。

結局、担任の力量 = 生徒だけで動けるシステムを作ること

それがどんな生徒が集まっていようとも。




生徒は役割が決まっていると動ける


となると、結局、何をしないといけないか。
徹底的に役割分担をすることです。

役割が決まっているとどういうことが起きるのか、想像してみてください。

「A君は、大おかずの担当だから、早くやって」
「おれはご飯じゃけん」
「今日の配膳台はBさんね」
「片付けを早くしよう」

これがすべて生徒の声に変わります

だって、生徒は当番表をチェックして自分の役割を確認し、班長などがやっていない人に注意すればいいからです。
自分の役割があれば躊躇せずに集中して作業もできます。

担任の先生は何をしているかって?

出来るかどうかを見ているだけです。
うまくできたらほめましょう。ねぎらいましょう。




ぼくの給食当番のやり方


席替えをしたら、全班に給食当番表を配布して記入させます。

この紙は一覧表で、「配膳の担当と片付けの担当は同じ人」で「基本1人1役」「最後の配膳台ふきは日替わり」で記入できるようになっています。

教室に掲示しておき、自分たちでチェックしながら配膳をさせます。
すぐに生徒は慣れますから、放っておいても問題ありません。

配膳時間になったらすぐに教室に上がり、生徒の動きを確認します。
遅ければ手伝ってもいいですが、自分たちですべてやる文化を作らせたいので、あまり手伝いたくはないのが本音です。
後期からは一切手伝わないと言うのもありです。

大事なことは、時間。

時間以内にできないと意味が無い。
というのも、予定が後に詰まっているわけで。

だから、時間内に出来ない時にはペナルティとして給食当番の回数を増やす、減らさないといったことをやります。
ちゃんとやれば時間内に出来る作業ですからね。

うまくいけばほめましょう!
「すごっく上手だった!」「てきぱきしてたね」

給食を食べます。
早く食べられるのは気持ちが良いですよー

給食は時間内に食べ終わるように習慣づけます。
「時間内に食べるのも修行の一つ」

終わりのチャイムと同時に、生徒が外に遊びに行けるのが理想ですね。

一番手がかかるのが片付けです。
誰がどれを持っていくのか、確認しておき、生徒の様子を観察しておきます。
うまくいかないところは、声をかけます。

当然、配膳台も拭きましょう。
配膳室も見て、オッケーだったら「今日の給食当番はオッケー」になります。

という感じです。
こういうものだと教師が生徒に提示すれば、それが文化になり、当たり前になります

やるか、やらないかです。




やらない先生もいる


傍目から見てうまくできていない若手の先生がいます。
配膳が遅い、返却が遅い、教室も汚い。

見兼ねて「当番表を使うといいよ。やり方を教えようか」というと、

「いや、自分のやり方でうまくできるからいいですよ」

というんですよね。

あれでうまくいっている?
疲れるだけなんだけどね。

子どもがうまく育っているか? それも気になります。

教師も生徒も苦労せず、ストレスにならないことに頭をつかうべき

いいシステム、文化がないと疲れるだけなんですよ。




まとめ


給食当番は役割をきちんと決めるべし。

配膳が早い、片付けがうまい、教室がきれいな担任の先生のところへ弟子入りすべし。

ぼくだったら「先生、給食指導のやり方教えてください」って間違いなく言ってます