あなたが生徒に嫌われる10の理由(2016年版) | t-labo(中学校教師の支援サイト)

あなたが生徒に嫌われる10の理由(2016年版)

うちのブログで人気記事としては、教員採用試験関連があります。

それと「教師が嫌われる」記事

あなたが生徒に嫌われる理由を考えたことありますか? 嫌われる5つの理由
あなたが生徒に嫌われるのには理由がある~経験より考える

多くの先生方にとっても死活問題で気になる話題なんでしょうね。
2016年版ということで、感じることをアップデートしたバージョンで書いてみたいと思います。



1.人間関係を作らない、作れない

教師として通用しない一番の理由はここですね。
生徒との人間関係が作れない。。。
もっと言えば、仕事という鎖でつながれた教師同士の人間関係でさえ作れない。。。

「同僚が冷たくて誰も助けてくれない」という人は、もしかしたら人間関係でつまづいているかもしれません。

人間関係を作る力のない・弱い教員は、生徒からすれば、道を歩いている通行人でしかないわけですね。
そんな通行人が生徒に「きちんとしろ!」「私語をやめろ!」「服装を直せ!」と言っても、聞く耳を持ってくれません。

『通行人が偉そうに何を言っとんや!』と生徒に反発されてしまうわけですね。

嫌われる人のほとんどはここが原因だと思います。
生徒が悪いというよりも、人間関係をつくろうと努力しない教師が悪いわけです。
(なのに、、、、生徒のせいにするから質が悪い。。。)

2.生徒の人格を否定する

生徒指導の原則は、「生徒の存在」を肯定し、「生徒の行動」を指導する。
この見境がないと、生徒指導のたびに生徒の存在を否定しまくり、生徒の反発を生み、恨みに変わり、しまいには問題行動が悪化するのに、言うことを聞いてもらえなくなります。

そうして出てくる言葉が、

「俺はきちんと生徒指導しているに、めちゃくちゃな生徒が悪い!!」と自分を棚に上げて生徒を非難し始めます。

生徒もたしかに悪いかもしれないけど、生徒指導と称して毎回生徒のことを私刑していることはどうでしょうか?
それは嫌われますよね。




3.生徒のことを認められない

なんでもかんでも、自分の思う通りにいかないとだめな人がいます。
生徒がいい行いをしようとも「ちょっと待て。ここが・・・」難癖をつけ始めます。

「よくやった!」と一言言えば済むのに、自分の言うとおりではないから気に入らない。余計なことを言う。

裏を返せば、その教師は自分のことが大事過ぎるナルシストであって、生徒以上に「まずは自分を認めてくれ!」と要求しているわけです。
自分のことを肯定的に見れない、感じられないから、生徒にも「相応の行動を取る」ということです。

満たされない自分の不満を生徒に対して行っている。
だから、生徒から嫌われる。

4.生徒と対等な関係を築けない

「教師が上、生徒が下」という序列をつけたがる教師がいます。
そんな教師に限って「生徒が話を聞かないなんておかしい!」と憤慨して、自分の努力を忘れてしまいます。

序列をつけるのであれば、職務上の上司である校長に対してイエスマンであるかといえば、全然そんなことはない。
生徒と同じような振る舞いをするわけです。
つまりは、いい加減、無責任、自己中。

教師が上であろうと下であろうと、実はそんなことはどうでもいいこと。
大事なのは、生徒が「あの先生を尊敬する」かどうかの問題。

そんな実態を考えようとせずに、形式で入ろうとするからうまくいかずに「は、あいつ、何者?」と反発を受けておしまい。
生徒とは同じ人間であると対等な関係を意識するべき。
ここを理解できないから常に上から目線で嫌われる。




5.物事を先送りする

生徒は何でもかんでも聞いてくる。「これやっていい?」「これはどうしたらいい?」と。
その度に「あとで考えとく」「やっておく」といって生徒の困ったを解決しない教師がいる。
生徒は困り感が解消されないわけで、誰を頼ったらいいのかわからない。

そんな教師が尊敬されるか?
されるわけがない。

そして、いたるところで偉そうに振る舞う。
自分は物事の解決をしないにも関わらず。
当然、こんないい加減な教師は嫌われる。

少なくとも自分ができないなら「◯◯先生のところで聞いてくれ」とか、「10分後にまた来て欲しい」「◯◯をやっていて待って欲しい」など、指示を出さないといけない。

6.生徒指導ができない

問題が起きてそれを解決するのが教師の役目なわけですが、できない。
ひどいときには、事件が悪化するだけ。

当然、嫌われます。



7.見て見ぬふりをする

なぜ、教室でいじめが起きるのか。
それは担任がいじめを見て見ぬふりをするから。

困った生徒の存在を絶対に担任は見て知っている。
だけど、何もしない。

「面倒」

だから。もしくは、「自分では解決できない」と逃げるから。
こんな頼りにもならない教師は当然嫌われる。

8.言っていることとやっていることが違う

教師は生徒に偉そうなことを言わないといけない。
「人としてやってはいけないこと」を教える。

が、教師自身がやってしまう。

「人の話を聞きましょう」と言いながら、生徒の話を聞かない。
「言葉には責任を持ちましょう」と言いながら、生徒に罵詈雑言を吐く。
「時間を守りましょう」と言いながら、平気で授業に遅れてくる

などなど、日頃から、自分が言ったことを自ら破るのに、生徒には「守れ!」と強要する。
そんな説得力のない教員は嫌われる。



9.話していることの意味がわからない

教師の仕事は語ること。
授業中は自分が主役とばかりに延々としゃべり続けることもある。

が、話していることは全然伝わらない。
気持ちよくしゃべることに酔いしれて、何が大事なのか、何を伝えないといけないのかを全く考えていない。

ただの怠慢。

それと同じで、生徒指導のときにも延々と話をする。
話の長さが説得力だと考えている。
むしろ、自分のウサを生徒で晴らしているの。

巻き添えを生徒に食らわせれば嫌われる。

10.そもそも人としてだめ

教師は子どもを育てる仕事。
その教師が人としてだめなら、子どもは当然、まともに育たない。

人としてだめだから、なんでもかんでもやることがだめ。NGの連発。

「なんで教師になったの?」と周囲も迷惑だからつい思ってしまう。
その本人は自分は教師に向いていると酔いしれて、うまくいかないことはすべて周囲のせいにして、暴走する。

自分の考え方、人としての在り方が問われているのに、、、、気づかない。
だから、生徒だけではなく、同僚からも嫌われる。




終わりに

教師というのは、人間力が問われている仕事であり、人としての素晴らしさが根底に無ければ通用しません。
そのことを本当の意味で理解していないので、通用しないんです。

勘違いして思い込んでいる。

そうしたある種のナルシスト的な思い上がりは、生徒の前では通用しません。
教師として通用しないことは、人間としてだめということでもあると思い返し、何をどうしたらいいか、謙虚さとは何かを思い返しましょう。

生徒は教師を嫌いたいから嫌うのではなく、嫌わざるをえないことを教師からされるから嫌うのです。
あなたが加害者だからです。