生徒の物の貸し借りをどうしたらいいですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒の物の貸し借りをどうしたらいいですか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、

昨年からずっと読ませてもらっています。このブログは、自分が職場で感じた疑問の答えが載っていることが多く、とても参考にさせてもらっています。特に「生徒指導は人間関係を築くこと」という部分は、本当にその通りだと思います。

生徒間の教材の貸し借りについてどう思いますか?
私はダメだと思っています。職場のベテランの先生は「人から借りてでも持ってくる意欲が大切だ」「教科書が無い状態で授業を受けるよりマシ」と、肯定派でした。しかし、これを可とすると、「借りた子が紛失し、トラブルになる」「強い子が弱い子から借りパクする」「友達のいない(少ない)子は借り手がいないから不公平」「正直に忘れ物を申告した生徒が教科担任からチェックされ、バカを見る」などのデメリットがあると思います。以上から私はダメだと思うのですが、tetraさんのお考えを知りたいです。


ということです。

いつもありがとうございます。役に立てならうれしいです。



物の貸し借りについては賛否があるのが実情ですね。

自分的には借りようが借りまいがどうでもいいです。
放置しています。

というのも、授業道具をすべて忘れて何もないまま授業を受けられるととても痛いですし、だからといって借りるのを禁止したとしても借りて来る子は借りてきます。
それをチェックするのも大変ですし、特定は難しいです。

質問者さんが心配している借りることでのトラブルですが、その生徒自身の課題であるのでたまたまその場面で出ただけと考えると、貸し借りを禁止していても他の場面でトラブルを起こしたはずです。
トラブルを起こした時に指導することで、その生徒を成長させて今後同じようなトラブルを起こさないようにすることができます。
また、そうしたものを生徒たちにフィードバックすることで同じようなことを防ぐことができます。

まずいのは、そういうトラブルをうまく解決できない、発見できないことでしょうね。
でないと、ずっとトラブル続きです。

という感じですね。ので、どちらでもいいかなと思っています。
ただ、「貸し借りはトラブルの元になるから」ということは言っています。
貸し借りを生徒に推奨すると、今度は平気で何も持ってこなくなる生徒も出る可能性があるので、推奨はしていません。




教員によっては、授業のはじめに忘れ物点検をさせて徹底しているという方もいます。
自分にとっては、この辺が気になる点ではないので、どうでもいいというスタンスですね。
忘れものチェックをするなら、「正直に忘れ物を申告した生徒が教科担任からチェックされ、バカを見る」という評価をなくすことをしなければなりませんので、運用は結構難しいのが現状でしょう。

ちなみに、「友達のいない(少ない)子は借り手がいないから不公平」というのは、不公平でもなんでもないと思います。
友人を作る努力しないという選択肢を取ったのは本人ですから。
友人が少なくて、授業や部活動で不利な扱いになるわけでもありません。

最後に。
物の貸し借りはトラブルのもとで間違いなくて、お金だけは絶対にダメと言います。
わかった段階で指導します。

お金は問題に発展しやすいので。

貸し借りをどういう風にするにしても、生徒に不平等感を与えないような指導とセットで行いたいものですね。