どんな生徒にでも、”良さ”を見出し、声に出そう | t-labo(中学校教師の支援サイト)

どんな生徒にでも、”良さ”を見出し、声に出そう

あなたに対していつも文句を言ったり、嫌ったり、迷惑をかけたりする生徒がいたとしても、その生徒の良さはきちんと認めてあげましょう。

普段そう心がけていても、余裕がなくなると別物。
つい心の中で「あいつはうざい」と叫んでしまいたくなります。

時に、態度で「うざい」と表してしまうことにもなります。


それでも、生徒の良さを認めましょう。



1.恨みの教育には効果がない

生徒にやられたことを大なり小なり、やり返すような恨みの教育をしてはいけません。
効果なんてありません。

だから、体罰は禁止されているのです。
体罰って教師の腹立たしさを暴力で表現したものですよね。


体罰がダメだから、今度は言葉や態度の暴力に訴えようとしているのかもしれません。
もしも、生徒にやり返したとして、あなたの気が済むかもしれませんが、生徒の心はどうでしょうか。

健全に成長していくと必ずしもし得ないでしょうし、ヘタするとあなたに恨みを持ちます。
教師は生徒との人間関係を勝手にも切れないのですから。



2.苛立たないようにするコツ

人間関係が切れないのに、生徒が挑発的な言動、こちらを傷つける言動を繰り返す場合、「どうやっても苛立つ」という時にはどうするか。

自分のスタンスや立ち位置を変えるしかありません。

あなたには次のような傾向はありませんか?


・生徒のことを大人扱いしていて、生徒に寛大になれない
・生徒はこうあるべきという理想像がある

・自分が変えてあげなければ、という強い強迫観念を持っている
・自分は常に正しい、相手は間違っている、と知らぬうちに考えている
・生徒を信用できていない



つまり、あなたの価値観を生徒に強烈に押しつけすぎている可能性が高いのではないでしょうか。
距離感が下手なんです。

「相手はこども」「そりゃ失敗もある」「まずいことをすることをする時もある」って考えてみましょう。
生徒への言葉かけが変わってくるはずです。

そもそも相手に強制しても、変えられないものが多いんです。
生徒が変化するときは、生徒自身が「変わりたい」って考えた瞬間。

教師はそのためのきっかけや手段を与える役目で、強制的に変えるように常に強制し続けるのは違います。
生徒はそれを押し付けや恩着せがましいとか、干渉だと反発するようになります。


ですので、相手との距離感が大事であり、相手のことを尊重してあげましょう。
何を言われても「相手は子どもだしな」と接しましょう。




3.良さを認める

さあ、生徒の良さを認めましょう。探しましょう。

そして、言葉で相手に言いましょう。


言わないかぎり相手には伝わらないし、認めたことにはなりませんよ


やることはそれだけ。でも、効果は抜群。
言うだけで万事うまくいくぐらいの破壊力があります。


4.相手を認めても自分の価値は下がらない

そうはいっても、なかなか良さを認められないもの。
特に自分のことを大切にしてくれない生徒に対して。

そこには劣等感や憎しみが隠されているのではないでしょうか。
相手のことをほめると、相対的に自分が下がるって。
だから、あいつのことを認めると自分の存在価値が下がる、危うくなるって。


ここは各個人が乗り越えないといけない壁です。
劣等感や勝ち負けで考えている限りだめなんです。

生徒をほめても自分は低くならないし、むしろ評価は上がります。
ウィンウィンの関係なんです。

つまり、どんどん人のことをほめられる人は自分の価値や評価がどんどん上がっていくんですよ。




終わりに

生徒の良さを認めていない人は、乗り越えいといけない壁があります。
それさえ抜けることができたら、世界は一気に変わりますよ

まずは今日からやってみましょう。
誰かのいいところを言葉にしてみましょう。

そして、どんどん輪を広げていきましょう!