周囲が助けてくれない真実をここで書きます | t-labo(中学校教師の支援サイト)

周囲が助けてくれない真実をここで書きます

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、一人でなんとかしろと管理職は言うのです。これでも助け合えというのですか?に対するものです。

>仲間意識の前に、仲間ではないんです。
上記の言葉気になりました。 何もせずに動こうとせず、まわりに何とかしてくれというのはもちろんおかしいですし、仲間にはなりえません。しかしやってもやってもうまくいかない悪循環になっている人に対して仲間ではないというのは冷たいと思います。
そして一番に生徒がよくなりません。
懸命に試行錯誤している教員を差別しているのではないでしょうか?


生徒指導が厳しいとき、仲間とみなされないのでひとりでなんとかしろというのは教員をやめさせる目的で言っているのですよね。教員いじめなんですよね。何ともならないのをわかりきっていうのはおかしいと思います。(もちろんその教員本人は本人なりに努力しています)  生徒にいじめはだめと言いながら、教員同士もいじめがあるんじゃないですか?


ということです。

どうしてなのか。その真実を知る勇気があれば、以下を読んで下さい。
質問者さんの思いを周囲に言うと、かなりのバッシングを受けるでしょう。



まず、自分が勤務する限り、教員の世界での「差別」や「いじめ」というものを見たことはないです。
割にまともです。
ただ、質問者さんが経験したような「冷たさ」があります。

どうしてでしょうか。

一言で言ってしまえば、「数学教師なのに因数分解ができない」のに、因数分解を教えているってことですね。
因数分解は例であって、学級経営も、人間関係も、生徒指導も、すべての因数分解ができないのに教えているわけです。

しかし、困ったことに多くの生徒は因数分解ができちゃう。
そうなると、「この教師なんなの?」馬鹿にされるわけです。

授業では意味不明だと評価され、生徒指導では訳の分からない理屈をこねて、学級経営では本当に大事な部分のことはしない。
そういったことが起きていきます。

すべての原因は、因数分解ができないから。




この因数分解ができない現象は、周囲がどうにかするレベルではなくて本人がどうにかしないといけない問題なわけです。
だから、管理職も「まずは一人ひとりがきちんと責任を果たしましょう」というわけです。

なのに、『数学の授業で因数分解を教えるようとするのに、なぜ、自分一人で教えないといけないのか。そうやって誰も手伝わなくておかしい!』と憤慨をしているわけですね。。。。
「あんた、数学の教師だから因数分解ができないこと自体がおかしいじゃん」って周囲は思っているわけ。
(因数分解はただの例です。生徒指導などあらゆるものに適応されます)


いじめとか、差別とかではなくて。。。

他の教師の感覚としては「教師集団の中に中学生が混じっている」という感じだと思います。
中学生に何を教えてもだめだ・・・ってことで、放置するわけですね。
変に関わってもできないことがわかっているし、しようともしないし、変に被害を被ることもある。

厳しいようですが、これが現実だと思います。





で、さらに困ったことに、

当の本人は「因数分解ができる!」って思っているわけですね。
周囲は『明らかにできていない・・・』と肩を落としているにも関わらず。

だから、、、いろいろと不具合が起きている・・・。
当の本人が「生徒指導しました!」というのと、ぼくが「生徒指導しました!」というのでは、全然違うわけです。
言葉は同じだから、そうした教員は「同じ仕事をした」と思うんです。

因数分解できない人が「やった仕事」というのは、とても程度が低くて、、、中学生には通用しないレベルなんです。
通用しないことをやっているから馬鹿にされます。


でも、本人は「できている」「一生懸命やっている」というわけで。
そうなってしまうと周囲のアドバイスなんて聞く耳持たないし、アドバイスしても実は理解できないんですね。





ですので、、、、

助けてもらえない教員は困っているかもしれませんが、、、その周囲の教員たちもかなり困っています。
困るレベルが違うわけです。
もうね、、、これは「どうしようもない」という絶望感のようなものです。

「どうして教育委員会はこんな人を雇ったのだろう」というくらい。
大人の中に中学生が混じっている感覚ですので。


残酷だけど、これがぼくが知っている教育現場の真実です。
質問者さんは「因数分解ができない世界」から物事を見て、ぼくは「因数分解ができる世界」から物事を見ています。
両者には大きな隔たりがあって、それは埋められることのないほど大きなものです。

同じ教師といっても、学力、人間力の差はとてつもなく大きくて、そうしたものをきちんと測定したり、差があることを認識して、なんとか伸びようとしたりしないと埋まりません。


ひどいことを書いていると思います。
だけど、、、この感覚は多くの教師が持っているものなんです。
差別とかではないんです。




で、、、、

じゃあ、どうしていくのか。
このブログは「因数分解ができる」ようになるために書いているわけです。


ですから、「きちんと報告・連絡・相談しましょう」「いわれたとこをきちんとやりましょう」というのもそのためです。
見えている世界が違うので、言われたことをやるのは抵抗があるかもしれませんが、違う世界のことを愚直にやって身につけていくしかないんです。

周囲の教員が助けてくれないのは、あなたが一員と認められるようなことを学年の中でやっていないんです。
生徒指導があるのに無視しているとか、協力しないとか、さっさと帰るとかを平気でやっているのに、いざ自分の生徒指導がある時に「なぜ、協力しないんだ!」って言っているようなものかもしれません。
学年に貢献するのです。





とにかく貢献するのです。
コピーでも何でも。

とにかく貢献するのです。

貢献しているのに、無視される人はいません。
貢献しているのに、協力してくれない人はいません。


はっきり言います。
文句言ったり、不平不満を言ったり、管理職のせいにする前に、学年に貢献しなさい。
1日1回は貢献しなさい。

誠心誠意、学年団に尽くしなさい。

そこまでやってから文句は言いましょう。

きっと現実は変わってきます。
力が不足している人こそ、まずは学年団を味方につけることからしていかないと、成長できないし、やっていけません。
学年団が困っていることを忘れてはいけません。