荒れ荒んだ学年はどうにかできるものでしょうか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

荒れ荒んだ学年はどうにかできるものでしょうか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、

こんにちは。私は荒れ荒んだ学校に勤務する者です。おたずねしたいことがあります。
記事を読んでいると、「生徒は自分を大切にしてくれる人には迷惑をかけようとはしないのだから、生徒を大切にするような関わり方をしていけばよい」というお考えのもと教育実践をされているのだという風に捉えました。

ただ生徒らの様子を見ていると非常にお世話になっている先生の授業でも好き勝手やり、走り回ったりしているそうです(クラスのほぼ全員が騒ぎまくる感じです。その中にADHDっぽいのが3~4名程度入っています)。
そこで一部の生徒だけですが、どうしてそんなにお世話になっている先生に迷惑をかけるような態度で生徒らは授業に臨んでいるのか聞いてみました。

その生徒らによると、どうやら「とにかくめんどくさいことはしたくないから授業は聞きたくない。しゃべりたい。別に授業を聞かなくて勉強ができないのは自分のせいであって、先生には迷惑をかけていない」と考えている生徒が多いのかという感じで、結局好き勝手やりまくっている感じです。
注意の仕方を工夫すれば一時的に静かにはできますが、5秒程度しか静かな状態が持続しません。
学年団が困り果てている感じですが、これはどうにもできないでしょうか。。。


ということです。



例えが適切ではないかもしれませんが、例えば。

野球部で全国大会に行きたいと顧問が考えています。
この顧問はこういうのです。
「普段の練習は面倒を見たくないし、週末は土曜日だけの練習にしたい。日曜日や祝日は休みたい。朝練?そんなものしてどうする。俺はギリギリまで寝たいんだよ」と。

そうして部員たちは練習をしていきますが、全然うまくなりません。
顧問はこう言います。

「こうやって練習を見てやっているのに、お前らは一つもうまくならない。全国どころか、お前らは1つも試合にも勝てない。
俺はきちんと教えて面倒見てやっているのに、なんだこれは。
すべてはお前らの責任だ! 勝てないお前らが悪い!」



あなたはどう感じますか?
全国大会に行けない理由は何でしょうか??




考えてみてください。







全国大会に行けない理由としては、

顧問が本気ではないですよね。
練習の絶対量も足りないし、顧問が関わろうとしていない。
それに、この顧問が教える力量があるのでしょうか。


さて、話を戻すと、全国大会を「荒れた学級を立て直す」と考えてみてください。

教員団は本気ですか?
指導の絶対量は足りていますか? 関わろうとしていますか?
そもそも生徒指導の力量がありますか?


ということだと思いますよ。





>非常にお世話になっている先生の授業でも好き勝手やり

とありますが、「非常にお世話になっている」というのはどういう意味でしょうか?
「非常に」とありますが、毎日夜は捜索に行ったり、空き時間はすべてその生徒たちのために授業に入り、放課後もクラブに張り付いて指導をするなどのことをしているのでしょうか?
自分の中ではこれは「非常に」です。

もしも、、、ただ単に学級担をしていて、授業をしていて、SHRなどをしているのであれば、「お世話をしていると言えないレベル」です。

この言葉の感覚の違いはあるのかなと思います。

あとは、、、、何をしたらお世話をしたか、となるのでしょうか?
お世話をするということは、本気で関わるということです。
そうした本気はあるのでしょうか?





学級が荒れる、学年が荒れるのは、担任やその学年団の教員の覚悟がないからだと思っています。
指導って最初がとにかく大変なんです。
それがとても辛いんです。時間かかります。

でも、それを乗り越えるとどんどん楽になりますす。
この最初の壁をみんなで越えようという覚悟が必要です。

たいてい、なあなあにして、「魔法」を探すから・・・うまくいかないんです。
例えば、授業が崩壊していても、授業担だけではなくて、他の空きの教員は何をしていますか?
放課後に指導をしようという動きはありませんか?

そうして、何もしない、有効な手立てを考えない、のであれば、それはただ単に教員団が逃げているだけです。
なあなあにしていて、3年間過ぎればいいやと考えているだけです。

それだけです。

ただ、、、そうしたことはとても覚悟がいるので、難しいのが現実です。
ちなみに、覚悟がいるというのは、生徒に嫌われる、生徒の反発にあう、保護者と話する、というかもしれない恐怖と向き合う覚悟ということです。

悪いのは生徒だとして、3年間延命するのもやり方だと思いますから、ここが教員の選択でしょうね。
責める気はありません。