誠実な関心を寄せるとはどういうことですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

誠実な関心を寄せるとはどういうことですか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、問題生徒の対応に困っています。どうしたらいいですか?に対して追加の質問です。

「問題生徒の対応に困っています。どうしたらいいですか?」についてご回答ありがとうございます。
「誠実な関心を寄せる」ですか。デールカーネギーの『人を動かす』みたいですね。
生徒が何を一生懸命に取り組んでおり、何に関心を持ち、何に悩んでいるのか。

そのような思いに耳を傾け、その生徒の良き理解者・心の支えとなることが必要というところでしょうか。
前回質問させていただいた女子生徒は家庭環境が複雑で、家にはいづらいと思われますが、たやすく触れられない話題ですね。
普段はぐうたら彼氏と一緒にベタベタしてるか、ぐうたら女友達とだらだらすごしているかどちらかで、授業中は私語ばかりでろくに聞きません。

また、部活も気が向いたときしか行かない感じで、打ち込んではないです。
今が楽しかったらそれでいい的な考え方のような気はしています。
tetra先生なら誠実な関心を寄せて、どのような関わり方をされますか?

ちなみに今日の1限目は教室に入ったら、この生徒が嬉しそうに「先生、見て見て。昨日の晩御飯の残りの鍋を持ってきた」とか言って、ランチジャーに入った鍋を見せてきました。
「おーっ!おいしそうやな!何鍋が好きなの?」とかやりとりをしていました(今日は機嫌が良いらしく、授業で発表もしたので褒めもしました)。他には休み時間に話しかけられるときは話しかけるなどしています。
日常的にはこんな感じのやりとりをしていますが、他に何をすると良いでしょうか?


ということです。
カーネギーですね。
おすすめの書籍を教えてくださいでも触れましたね。



さて。

打算的とか、教師の都合・管理とか、そういった表現が気になったのだと思いますが。

うまくいかない時とか、うまくいかない人というのは、基本的なスタンスが「恨み節」なんですよね。
すっごく嫌なことを言われた、された、言うことを聞かなかったから、教員がそれを根に持っちゃって言動に端々にそれが出ているわけですね。

「きもい」とか、「あっちへ行け」とか言われると、腹を立てて、それがあるものだから、つい攻撃的に当たるとか、目くじらを立てて対応するとか、そういう感じです。
だから、生徒は余計に反発をするし「こいつは味方じゃないな」って思うわけですね。

で、言っているのは、

「生徒は子どもなんだから、許せばいいじゃん」

ってことですが、

『子どもでも言ったらいけないことがある!!』

と恨み節なんですよね。

あなたが、1人の人間としてならありだけど、教員としてはなし、なわけですよ。




そんな生意気なことを言う人がいれば、ぼくは友達には当然なりませんし、相手もしません。
でも、学校にいる時は教員であり、相手は生徒で教え育てる相手なんですから、それは別ですよ。

ってことなんですよね。

それが、、、だめなんですよね。

許せない。
恨みに思う。


それが言動の端々に出る。

「いつもこいつは授業に遅れるから、厳しくしないといけない」と攻撃的になってしまう。
「何で遅れるんだろう」「何に気を取られているんだろう」「何か不満があるのか」「優先順位はなんだろうか」って考えられないわけですね。

誠実な関心と寄せるとは、後者のようなスタンスで普段から関わるという意味合いで使っています。
教員が恨み節無しで関わることができたら、割に好転することが多いように思います。

あとは、、、「こんな生徒は無理だ」「だめだめだから」「非常識でおかしい」「ろくでもないやつ」だと思ってもいけません。態度に出ますからね。

ちなみに、、、こういう対応をしないといけないわけではないです。
生徒とうまくやっていきたいなら、ということであり、恨み節を言いたい人は言ってもらってかまいませんので。