暴言を吐く生徒たちにこういう風にしてみようと思います | t-labo(中学校教師の支援サイト)

暴言を吐く生徒たちにこういう風にしてみようと思います

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、生徒とうまくいきません。すれ違いざまにも暴言を。どうすればいいですか?に返信です。

こんばんわ 前回、指導がうまくいかなくて相談をさせていただいたものです。
何が原因だったか、今後どのようにすべきか考えがまとまったので書き込ませていただきます。

原因ですが、一番に考えられるのは 生徒が授業中に騒ぐことに関して、生活面に関してもきちんと指導ができなかったことがあげられると思います。
また、指導の仕方にも問題があったと思います。
授業中に話し声が止まらなかった際に「授業中は静かにする。授業と関係ない話をするな。それは小学生でもできることやろうが」と言ったところです。

他にも関係が崩れてしまった子たちを悪役にした場面があったのかもしれません。
それに傷ついてしまったのかもしれません。
生徒が言い返したときにうまく返せなかったこともあります。

自分が考えつく原因はこの二つです。
現在実践をしているのは、授業中のコミュニケーションを大切にしています。
その子たちができたらほめる(他の子たちも、もちろん同様にほめます)些細なことでもほめることをしています。
授業中騒ぎ立てる、奇声を上げるときはさすがに注意をしますが、ある程度は目をつぶるようにしています。

段階をおって徐々にしていくつもりです。
恥ずかしながら原因は明らかに自分に非があるように思います。
しかし、現状騒ぎ立てる子たちは完全に拒否の状態です。

他の先生が間に入っても自分と話すことは嫌みたいです。
我慢して徐々に信頼関係を再構築していきたいと考えています。

(補足) 二人のうち、一人は発達障害を持っていることが分かりました。
一人のときはまだ、指導が通りますが 二人そろうと全く指導が通りません。
以前の書き込みで情報が少なすぎたと思いましたので補足です。 親切な回答ありがとうございます。


ということです。



原因分析ができたのが大きな進歩ですね。
勘違いしてほしくないことがあります。それは、

生徒との関係がこじれた原因が自分にあるとしても、それはただの原因であり、そのことを責めても仕方ないということです。
ですから、私自身、質問者さんに原因があるとしても、責めるつもりはまったくありません。
責めて人を攻撃することに何の価値もありません。

原因が何かがわかることが大事であって、そのためにこれからどうしていけるかが大事だからです。
過去にまずかったから、その関わり方を変える。
それだけでいいのです。

ここを悪いと責めても何も出ないですから。
思考は未来発展型へと。
それと同じことで、生徒の過去のことを責めても仕方ないということです。


一応、今後のために書いておきますと

>それは小学生でもできること

のように何かと比較するのは生徒を怒らせるだけですからやめた方がいいですね。
指導をしているのか、自分が腹立っているから嫌がらせをして生徒を怒らせるのが目的なのかをきちんと明確に区分する必要があります。




さて。本題。

コミュニケーションや関わり方を大事にするということでやっていかれるようで、大事なことだと思います。
気になったのは、

>その子たちができたらほめる、些細なことでもほめること

という関わり方でいこうということですが、もしも、その生徒がほめるような行いをしなかったらどうするかということですね。


>他の子たちも、もちろん同様にほめます

ともあるので、他の子たちの方が褒められることが目立ち、反発している子たちからすると面白くないでしょうし、そういう子たちはむしろ褒められることを積極的にしないでしょう。
問題生徒というのはそういうものです。

ので、ほめる関わり方というのは、言い換えると

教師のご機嫌を取るように生徒に仕向けること

であります。
あくまでも教師主体であって、教師が上、生徒が下。ご機嫌を取らない生徒はだめだという関わり方です。
ほめることは、いい側面も悪い側面もあります。やってはいけないという意味ではなくて。





今の状況で大事にしたいのは、生徒が何もしていないけれど肯定的に関わることだと思います。
やろうとしているのは、「生徒が何かしてくるのを待つ姿勢」です。
これは生徒の責任論的な受身的な考えですから、教師がもっと主体的に動く関わり方をしないといけません。

ですので、ほめる行為を待つのは難しいと思います。
むしろ、自分から話しかけていき、生徒の得意なことや日常的な行動などの雑談をして、「認めていく」という作業かなと。
「昨日何食べた??」「今日は何時に起きた?」「眠いの?」とかどうでもいい会話です。

教師が下手なのは、「今日は2時に寝た」と生徒が答えた時に「えっ? それ遅いじゃん。生徒は早く寝ろ」的に価値観を押し付けることです。
生徒との雑談は会話が弾むように、聞き出すように持っていく必要があります。
「今日は2時に寝た」と生徒が答えたら「かなり遅くまで起きていたんだね。何してたの?」と聞けばいいわけです。

「ゲームしていた」と言うなら、「2時までゲームしていて、今日眠くない?」とか「そこまでゲームしたら、目がじんじんして今日は厳しくない?」とか言えばいいわけですね。
そんな関わりを作っていけば、生徒も自然と教師のことを認めてくれるようになると思います。
とにかくいけないのは、「教師の価値観」を押し付けること。危険です。

こうした関わり方は「横の関係」を意識したものです。
上下関係ではありません。





授業中の指導に関しても、生徒が奇声を上げようが、騒ごうが、説教をするというスタイルではなくて、「どうかした?」と聞いたり、どうしてそういう言動をするのかと興味を持ってみる関わりをする方が効果があると思います。
価値観を押し付けて「だめだろ!」と一刀両断にしようとするのではなくて、「どうした?」と受けてあげる感じです。

あと騒ぎをある程度は無視をするというよりも、きちんと関わるほうがいいでしょう。
やはり騒いでいたりするのを止めないのは、いけないですから。
授業は教員が展開するものであり、その枠の中で生徒が活動するのが前提。


最後に発達障害であるのは、得手不得手があるので、それを把握してあげる必要があります。
特にADHDの場合は、騒ぐのはだめだけど一人遊びなら許すなどと約束をする方がいいかもしれません。
それは担任の判断がメインになる部分です。

あとは他の授業で教科担がどういう風にやっているのかを聞くのもいいですね。
生徒との関わりは難しいのでいろいろやってみるしかないです。
指導をしているのか、生徒を怒らせようとしているのか、きちんと区別して後者をやっていけません。