生徒と対立しない道を行くにはどうしたらいいか | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒と対立しない道を行くにはどうしたらいいか

生徒とうまくいかない、教員としてうまくいかないときには、たいてい生徒と対立しています
過去に対立というキーワードで記事を書いています。

みなさん、こんにちは。tetraです。 今回の質問は、 生徒と対立せずに指導していくという言葉が心に残りましたし、共感できました...
いろんなことを思い、いろんなこと周囲にアドバイスをしたりもしますが、理解してくれる人はあまりいません。 ので、アドバイスをしなくなっていき...
みなさん、こんにちは。tetraです。 今回は、以下の記事に対する質問です。 生徒と対立しないこと・・・・ でも生徒指導...

今回は生徒と対立しない道を行くにはどうしたらいいかを話題にします。



一番の問題だなと思うのは、生徒指導の場面になって初めて「こいつは俺の言うことを聞かない!」と対立を知ることです。
生徒は常に問題を起こしているわけではなくて、問題を起こしていない時間の方が圧倒的に少ないわけですね。
だって考えてみてください。

4月に学級開きがあってから問題行動を起こすまで何日ありましたか?


ここですよ。一番のポイントは。

しかし、生徒指導を行う時に生徒が反発をして、「生徒と対立をするなと言うけどおかしい! こっちは嫌なことも言わないといけないんだぞ! わかってんのか?」となるわけですね。

つまり、

問題を起こすまでの期間であなたが生徒に何をしていたか?

なんです。




いじめも同じで、「いじめ」と認識できるほどに問題が大きくなって対応するのでは遅いわけです。
初期段階でその兆候をつかみ対処していくのが大事。


構造は同じです。
生徒の反発・対立も初期段階での対応が必要なのです。


なぜうまくいかないかをズバッと言ってしまえば、


問題が起きない限り動かない、生徒と関わろうとしないからです。


だから、問題が起きてから「生徒がおかしい!」なんてことを言ってしまう。
それはただ現象に左右されているだけ。
必要なのは、その理由・原因です。





タコ足配線をしていて延長タップが熱を持っている、火をつけっぱなしに良くする、たばこを部屋で吸ったらきちんと消さない、電気ヒーターはつけっぱなしがよくある・・・などをやっている人が、家を火事にするのも時間の問題かもしれません。
しかし、本人にとってはどうでもいいし、問題ではないのです。
「は? 火事起きてねーし。関係ないじゃん。いちいち言ってくんなや」と周囲には言うでしょう。

でも、起きる原因はあるし、それを対処しないと火事という「起きてはいけない事態が起きる」のです。

対立も同じ。


あなたは普段から生徒と対立するような関わり方ばかりしています。
しかし、生徒がすぐに問題を起こすわけではありません
だから、あなたは「すべて順調♪」と自己満足に来たります。

生徒の中では「あいつムカつく!」と日々くすぶっている。
教員は「うまくいっている。俺って最高」と思っている。
そうして、教員は生徒のことを軽視する日々を送り、生徒は教員から大事にされないと感じる日々を送る。

不満をためている生徒はその教員に対して問題を起こすか、別件で問題を起こすかしてあなたが生徒指導をすると、生徒が言うことを聞いてくれなくて反発をする。
生徒は当然の反応ですが、教員は「俺って最高!」って思っているわけですから、当然「おかしい! こいつの頭がおかしい!」となって、生徒のことを憎むようになります。




この生徒指導場面でうまくいかないことばかりに注目している人は「現象」しか見ていないのです。
普段の関わりにこそ、その原因があるわけですから、「普段からの声掛けがいけなかった」と考えられる人は「理由・原因」を見ているのです。

どちらが効果があるかわかりますよね?

普段の関わりがすべてにつながっているのです。
だから、何も起きていないときこそ、しっかりと生徒との関係を築き、問題行動の兆候がないかをよくよく観察しておきます。
何かの徴候があれば、本人に聞く、周囲に聞く、休憩時間にそっと見てみるなどの行動に移していきます。

こうしたものをやっているから「うまくいく教員」が出来上がるわけですし、そんなことをしないから「うまくいかない教員」が出来上がります。
だから、生徒指導の方法を探すよりも、普段の関係を良くすることを考え、実践するほうがいい
対立する結果ではなくて、その生徒のことをそもそも味方にしておくことが必要。

ということで、長くなったのでこの辺にします。
過去のものと内容がかなり重複していますが。
どういう風にしたら関わりができるかは過去記事を探してみてください。