教員として一皮むけるためにはどうしたらいいですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

教員として一皮むけるためにはどうしたらいいですか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、

こんにちは。私は初任校5年目の者です。市内で1番荒れた学校であり、特に最初の3年間は地獄のような毎日でした。最近は少しずつ成長できてきているけど、もう一皮むけるためにどう行動したらいいだろうと思っているところです。そんな中、50代の先輩教員がアドバイスをしてくださったのですが、その内容についてご意見いただけないでしょうか。

私は基本的には優しい、カウンセリングマインドを大切にした教師であろうと思ってきました。ジョークなどで生徒の心を掴むのは苦手な、大人しめの真面目タイプの教師だと自分では思っています。
これまで生徒が困っていれば思いを聞き、理解者になろうとしてきました。しかし、荒れている学校なのもあって、それほど親身になって関わった生徒も(とても感謝してくれますが)授業では離席などを繰り返します。

そこで、先述の先輩教員が「優しくすることがすべていいわけではない。
こわい、嫌われる先生であってもいいからとにかく生徒にとってベストなことをしなさい。
優しくして通用しないなら厳しい指導をすることが必要なのかもしれない。

優しくすることが求められる学校もきっとあるだろうけど、学校や個々の生徒の特徴・状態に応じてきつく指導することが必要なときもある。
指導のレパートリーを増やしなさい。
指導は相手があってのことなんだから、自分のキャラだけという自分主体でやってはだめ。もちろんそれは大事にするべきだけど、しっかり生徒らを絞めないといけない」と言ってきました。

そして、「教師が上、生徒が下」と思わせるような(偉そうな)話し方や、真面目に朝読をしない生徒を無言で首根っこを捕まえて連れ出すことで「こわい先生」と思わせる演出。
教室外から教室内を監視することで見られているという恐怖を感じさせる方法などを話してくださいました。
また、その先生のやり方で生徒の成績が他校よりも上げることに成功した話などもしてくださいました。

おっしゃる内容は理解はできます。また、私はよい教師になりたいと思います。ただ、私はこの先生がおっしゃるような、こわくて高圧的で、偉そうな態度で振る舞うというのは、人のあり方として受け入れがたいです。私はこのような指導もできるようにしていく必要があるのでしょうか。


ということです。



私は、教員として大事なのは生徒といい人間関係を作ることだと考えています。

その立場で見た時に、質問者さんのように「優しい教員」とベテラン教員の言う「厳しく高圧的な教員」のどちらがいいかは、別問題だと考えています。
いい関係を作るとは、日頃の関係をどう考えていくかだからです。

「優しい教員」というときの大きな落とし穴があって、

>荒れている学校なのもあって、それほど親身になって関わった生徒も(とても感謝してくれますが)授業では離席などを繰り返します。

となっているわけで・・・厳しいことを言うと、

厳しいことを言いたくないから、言いたくない言い訳として「優しい教員だから」と言っているともいえます。
ただ生徒を甘やかしているだけなわけです。
生徒を甘やかすから、いいように利用されてるだけで生徒は言うことは聞きません。

そんな状態に陥っているのだと思います。




教員に必要なことは、カウンセラーのように「うん、うん」と話を聞くだけではだめです。
ベテランの教員が言うように「嫌なこと」を言う必要もある。
それが子どもを育てることであり、教育なのです。

質問者さんがやっていることは、ただのカウンセラーかもしれません。


質問者さんには質問者さんの考えがあると思います。
が、現実問題として、生徒が離席を繰り返すような現状は改善が必要です。
そのために、いろんな指導方法を模索するべきです。

話を「うん、うん」と親身になって聞くだけでは無理でしょう。
人として大事なことをきちんと教えるべきでしょう。
それは教員として避けては通れません。





むしろ、そういうことをきちんと教えない、徹底しない、秩序がないのは生徒からは尊敬されず、今のように「利用される教員」になるだけです。
学校が荒れているから、という言い訳が一番にあると思いますが、それでよしとするかは別問題です。
荒れているからといって、今のやり方を変えずに学級が荒れる、授業が荒れる、学年団の足を引っ張るのは本末転倒だと言えます。

優しくてもいいのですが、言うべきことは言わないと教員失格です。
その言い方が何がいいのか、何が足りていないのか、考えていろいろと実践していくのがこれからの課題になるのかなと思います。
厳しいことを書きましたが、一人前になるということは思う以上にいろんなことを経験して、いろんなことができるという意味でもありますので、頑張ってください!