生徒指導力を上げていくためにはどうしたらいいですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒指導力を上げていくためにはどうしたらいいですか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、以下に記事に対してです。

うまくいく教員になるために、探しているものは、 ・すぐにうまくいく生徒指導方法 ・生徒になめられない魔法 といったものかなと思...

記事「知識をつけていくという視点も大事」について質問させてください。

私はこのブログに出会って以来、たくさん勉強させていただいています。
課題図書もすべて読みましたし、自分でも関連図書を読み漁っています。
また、生徒指導の具体的な場面でどういう指導をしたらいいか自分からたくさん聞くようにしています。

ただ、まわりの先生が言うのはだいたい決まって「本もいいけどさ、それよりも現場の知恵の方が大事だよね」とか「相手は人間なんだから、機械みたいにこういう場合はこうしたらいいとかいうもんじゃないの〔と言って私の質問を遮断〕」のだいたいどちらかです。
たしかに現場の知恵は大事ですし、生徒指導は本を読んで勉強したことがないと言っている割りに生徒からの信頼の厚い先生もいます。

勤務校は荒れた学校で、生徒指導が行き届いていない状況です。
結局うまいこと生徒をおさえられていないから、「こうしたらいいよ」と自信を持って勧められないのかなとも思います。
こんな感じでまともに教えてもらえないのですが(文句や事実無根の誹謗中傷は言われるのですが…)、どういう感じで生徒指導力を上げていくとよいでしょうか。


ということです。



とても勉強熱心な方ですね。今はうまくいかないかもしれませんが、着実に力をつけていき、花開く時が来ると思います。


周囲の教員についてですが、

まずは、きちんと具体的に教えてくれない人の言うことは聞く価値がないということ。
次に、人のことを平気で貶す人に教えてもらってもろくなことはないということ。
これらを理解しておいてください。

部活動で「根性でやれ!」と言っても上達なんてしませんよね。
教員として力がある人は、具体的に教えることができるし、人の文句を言わないだけの余裕や懐の広さ、劣等感から脱却しています。
そういう人を探しましょう。

ですので、例に挙げてもらっている人たちに教えてもらうには、師事するには不適な方々ですから、人間関係は大事にしつつも、適当にあしらいましょう。





本で知識をつけることは本当に大事です。(教育書はいいものがないので、読まないほうがいいと思いますが)
目指すのは、知識と実践の融合です。

パレートの法則で80:20の法則がありますが、そもそも知らない人もいるでしょう。
知っている人もいるでしょう。
では、それをどういう風に仕事に活かしたらいいでしょうか?

この法則のことを理解したら、80%の仕事の成果は20%の仕事から生まれることがわかり、何を努力すべきで、何を捨てるべきかが見えてきます。
知識を実践で活かすことが本当に大事で、そのためには膨大な知識量が必要です。

顧問業でも、読書をして知識を身につけると思いますが、本に書いてあるメニューや理論は、実のところすぐにクラブ指導で発揮されません。
長くやっていくと「ああーーそうこういうことか」と理解してきて、実践に活きてきます。
活きて来ると練習が濃度・密度が大きくなることを実感できると思います。




このブログにしてもそうです。
なんとなく重要そうなことが書いてあると思いますが、それを実践で活かせている人なんて、そういないでしょう。
膨大に読みこなして、何度も何度も読み直して、ようやく実践で活きてきて、「なるほど、こういう意味なのか」「こうやるとうまくいくのか」となるんです。


つまり、知識は大量に貯め込んでいかないと、実際になかなか発揮されないのです。
知識を馬鹿にするのは、すぐに効果が出ないから。
キリギリスになっているのです。

アリは、成果を確信して地道に積み上げていきます。
それが後で出てくるのです。
生徒が受験勉強しなくて実力がつかないのも同じです。


全ては同じです。

それを信じてできるかどうかです。




ということで、熱弁を振るいましたが、まずは読書を続けていきましょう。
若いうちにたくさんの知識を頭に入れておかないとどうにもなりません。
最終的には、きちんとした知識を持ち、実践との融合をした人には太刀打ちできませんから。


さて、

生徒指導力をいかにつけていくかということですが、

1.良好な人間関係を作る
2.生徒指導の場で話を聞く
3.肯定的に加害生徒のことも認める
4.話の核心は何か、何が一番引っかかっているかを見つける
5.生徒に納得させる

といった要素で成り立っていると思いますから、どの部分でうまくいっていないのかを分析すること、実際にいろいろと試してみることなのかなと思います。
その繰り返しです。
その時に、アドバイスをくれる教員がいるかいないかが、大きな分かれ目です。




いればいいんですけども。いないとなかなか厳しいものがあります。
というのも、

何が問題かがわからないんですよ。。。
それと何を試してみればいいかもわからない。


私には幸いにしてとても頼りになる学年主任がいまして、その方に師事して成長していけました。
あと成長できたポイントは、気になることはなんでも対応したし、どんどん調べたということです。
放置なんてしなかったわけです。

ですので、どんどん新しい出来事に直面したし、直面する度に実践ができたし、何かあれば学年主任に相談できた感じです。
実際には、学年の教員のほぼ全員からアドバイスをもらいました。
そのくらい好奇心が旺盛であったし、教員団とうまく人間関係を作っていたし、人からアドバイスをもらうのが苦でもないし(むしろ、周囲は喜んで助けてくれていた)、人から言われたことを実践していました。




という感じで、まあ、たくさんやりましたよ。
そうしたらうまくいくようになりますし、しつこい生徒も音を上げて嫌がらせなんてしなくなりますし。
結果的には、生徒、保護者、教員から評価されるようになりますし。


とにかく実践していく。
そのためには、正しい方向性で努力する環境を作る、それしかないのかなと思います。