まずは発見する力をつけよう | t-labo(中学校教師の支援サイト)

まずは発見する力をつけよう

みなさん、こんにちは。tetraです。

最近、何をどうすれば一人前の教員になるだろうか、どうすれば自分で力をつけていける教員になるだろうかと考えています。
そうやって考えていくと、必要な力はたくさんあるなと途方に暮れる思いがしますが、

それでも1つずつクリアしていかないといけないんだろうなとしか、今は思えません。
今回は、「発見する力」です。



力の名称は適当ですが。
同じ現象を見ても、感じ方は違うし、見るポイントも全然違います。

例えばネコを見た時に、「かわいい」としか思わない人もいる一方で、「ミケだからメスかな。この種類は◯◯だな」とか、見た情報から分かる情報を分析する人もいます。

学校現場でも、同じようにある生徒の行動を見たときに「何を感じる」かは人によって違うわけです。
むしろ、何も感じないことのほうが問題なのかなと思います。

生徒の言動、表情、位置取りには意味があるからです。


「あの表情はちょっと嫌なことがあったのかな。となると、原因はなんだろう」
「あの笑い方は人を馬鹿にしているぞ。誰をバカにしているんだろう」

と。





生徒の行動の意味を考えるべきです。
それをあえて言葉にしてみる。

ただ見るのはだめ。
自分で確認する。

そのくせをつけていかないと、問題は発見できないのかもしれませんね。
そんなことやっていたら日が暮れてしまうかもしれませんが。

大事なのは、生徒の中に違和感を発見することです。
それが初期の問題なのですから。





違和感を感じたら追求します。
なんだ? なんなんだろう? って。

わからないと、本人に聞けばいい。「どうしたの?」って。
それか周囲やクラスの生徒に「何かなかった?」と気にすればいい。

違和感は必ず何かあるんです。

こうやって文章を打っている時に違和感を感じると、たいてい打ち間違えています。
(違和感なく打ち間違えていることも多いです・・・)
そうした直感というのは、怪しいものではなくて、自分の無意識が、自分が意識していない視覚情報を分析して、意識に警告しているのだと思います。




教室の空気に嫌なムードを感じるのは無意識の仕業かもしれません。
とにかく、自分が「意識的に感じられない何か」が、自分の5感を刺激しているのです。
それが直感というもの。


この直感を磨くものが、結局のところ、問題を発見しようと努力することであり、その力です。
私自身、今では、教室をパッと見るだけで問題が起きているかどうかがなんとなくわかります。
そういう状態であるからこそ、授業中や休憩時間のちょっとした短い時間で生徒たちの様子を観察すると、生徒がどういう状態であるかがわかってきます。

すべての問題が発見できるとはいいませんが、かなりの確率で問題を初期段階で発見できます。
初期の問題は、生徒のちょっとした言動、表情に出ているからです。
人間は知らず知らずのうちに自分の心の内を晒しているからです。

まずは発見する力を身につけましょう。