相談の難しいところは、本音を言わないこと | t-labo(中学校教師の支援サイト)

相談の難しいところは、本音を言わないこと

うまくいくためには、人の力を借りること、知恵を借りることといつも書いています。
このやり方で重要なのは、きちんと相談相手に情報をあげることです。

自分が受ける時がありますが、その時に「正直に話していないな」と感じることはたくさんあります。
ある部分に関してはカッコつけている、ごまかしていることもしばしばで、良いように言っているのです。



生徒との人間関係がうまくいかないのが、ほぼ教員の悩みになりますから「声掛けをやってる?」と聞いたとしても、

「きちんとやっている」

と返事が来ます。
本人は挨拶をするくらいしかしていなくても、「きちんとやっている」と答えるんですよね。

それはなぜかと考えていくと、

・できていないことを責められるのが嫌
・できていないと評価されるのが嫌

という気持ちがあるのだと思います。
そして、

その辺は正直に言わないでも相談して答えをもらえれば、自分であとはなんとかできると思っている

という感じがします。
ので、予防線を張ってそれ以上踏み込ませないようにして、相手には核心を見せずになんとなくの相談をしているわけです。
得られたものを使って対策を講じてみる。

それが果たして本当に根本的な解決になるのかは疑問です。





生徒との人間関係がうまくいかないときには、「関わり方」が問題なのです。
挨拶しか声をかけないのに「きちんと声掛けしている」と平気で言ってしまう教員に対して、本当に根本的な部分での相談なんてできないでしょう。


相談された時に「ああ、ごまかしているな」と感じるのは、

都合の悪いことほど具体性がなくなる

ということです。
だから、逆に何が都合がわるいのかがわかってしまうんですけど。
それとともに、、、

すごく時間の無駄なんですよね。

相談しているのに素直に話さないわけですし、相手は素直に話さない上っ面の相談で物事を解決しようと思っているわけですし。
意味ないなあって。





でも、

その人にとってはそれでうまくいくようになると思っているんですから、これまたピントがずれているとしか言いようがありません。


あとは、、、、失礼なのが、、、。

相談しながら出す情報を、相手の力量を判断してから変えている人です。

本当はこれが言いたいんだけど、「こいつは大したことがないだろう」と情報を小出しにするんですね。
物事を教える時にはたくさん言うと相手が混乱するので、「まずはこれをやってみて」と小出し、というよりも、スモールステップを意識することはありますが。

相談する側が小出しにするわけです。
ずっと上っ面の相談をされていたと思ったら、途中から「実は・・・」というのが出てきたら、「本当のところは・・・」とあとからも出てくる。
こういうのは、本当に失礼だなと思います。

相談する側からすると、相手のことが信用できないから、下手なことを言うと自分が不利になると判断するんでしょうけども。

・・・

それなら、、、


相談するなや


って思います。
相手のことを信用できないのに、何で相談をするのか、そして、相談相手を平気で試すようなことをやっているのか・・・。
相談相手が相手を試す、つまり「信用」を問題にしているわけですが、そういうことをやれば相手からの「信用」を失います。





まあ、、、かなり大きな秘密になると、それなり信用は必要なのはたしかです。
ですから、試すとしても、それに比例した秘密であるかは本当に重要な要素です。

生徒との人間関係で声をかけている程度のことで、試されるようなことをされても憤慨するだけですが。
そりゃ・・・見ていたらわかるじゃん・・・という程度なんです。


そんなこんなで、人の力を借りようというけれども、「借りようとできない人」がたくさんいて問題だなと思うとともに、相談しても「上っ面なことしか話さない人」が大量にいて、、、、

そりゃ、あんたはうまくいかないよって心底思います。