生徒も同じ人間だよね? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒も同じ人間だよね?

なんというか、教員の世界では、「生徒は下」という意識があります。
「生徒なんて待たせておけ」くらいのことを当たり前で、自分のミスは「あ、ごめん、ごめん」と軽く流しちゃうけど、生徒のミスは許さない。

ベテランになるほどひどくてこれも時代なのかなと。
じゃあ、若手でどうであるかというと、そうやって言葉には出さないけど、下に見ているのはたしか。



この意識はどこから来るかというと、私達が「先生」と呼ばれる職業だからでしょうね。
先生、つまり教える立場と教えられる立場という明確な差があり、教えるほうが偉くて、教えられる方が馬鹿と、自然に感じちゃうんだと思います。
教員は上下関係で捉えるし、現実問題として、そう捉えるほうが楽だし、気分がよくて、都合がいい。


だから、生徒は下である。


となってしまう。
私個人としては、そんなことはおかしいと思うわけです。




そんなことを平気で言ってしまうと、あなたより教員経験が長い教員たちに上下関係で縛られても仕方ない事になります。
校長になんて絶対に逆らえないことになる。
ベテランが「あんな若手なんて待たせおけばいい」とか「こんな仕事、若手にやらせればいいんだよ」とか、そういうのが横行してしまう。

えっ?

それはおかしいって?
教員だけは特別なんですか?
あなただけは特別なんですか?


そんな都合のいいことなんてないですよね。
だったら、生徒だけはひどい扱いでいいんですか?
なぜ、生徒なら許されるんですか?


と、考えれば考えるほどにおかしいんですね。

私個人としては、ベテランの教員であろうと若手の教員であろうと同じです。
大事にする相手。
それだけのこと。




年が上だから盲目的に偉いなんてことはないし、年上から理不尽な要求をされれば断る。
校長がいい加減で協力しないなら、校長のことを説教する。
若手がいいことを言えば、それを絶賛するし、それをやってみる。


価値判断の基準が何にあるかが問題であって、生徒だからとかいっているのはただの権威主義。
相手の肩書しか見ていないってこと。
相手の中身なんて無視ってこと。

そういう人には生徒を大事にできないから、生徒ともうまくいかない。
当然の結果ですね。
この当たり前に気づかないことは大きな問題です。