生徒の話を丁寧に聞いて関係を作るようにしていますが、行き詰まり感を感じています | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒の話を丁寧に聞いて関係を作るようにしていますが、行き詰まり感を感じています

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、

こんにちは。私は初任校5年目の者です。
初任校は市内でワーストな学校で、慢性的に荒れている学校です。
生徒は好き勝手やりまくるし、私もスキルが不足して、まったくうまいこといきませんでした。

生徒の思いを聞き、丁寧に関わっていくことで随分よくなりましたが、それでも崩壊クラスの生徒らには何も効果がありません。
最近行き詰まり感が出てきているように感じています。
さて、生徒が悪さをしたときなどは懇々となぜ悪いのか語りますが、なかなか効果がなく、例えばいつまでたっても授業中の離席をやめない生徒などもいます。生徒をどつき倒す先生が一喝入れると言うことを聞きはします。

私はどつき倒すようなことはするつもりはないのですが、やんわり注意することに偏りがちな気がしています。
どつき倒す先生はクラスで誰か立たせ、見せしめにして叱るとか、ドスのきいた声で「他の奴らはおとなしく座って授業受けてる。それはすごいことか?特別いいことをしろと言ってるんじゃない。当たり前のことをやれ」とか言っているようです。

もっと私も厳しいことも言えるようにならないといけないのかなと思っているのですが、現状の行き詰まりを克服するためにどうすべきかご示唆をいただけると助かります。
ちなみにtetra先生は生徒をきつく叱るような場面はどの程度ありますか?


ということです。

もしも、、、本気でどうにかしたいと思っているなら、先を読んで下さい。
言い訳をしたい、自己正当化したい程度の気持ちなら読まないでください。

毎回、私は質問者さんの都合のいい自己正当化するための返答しているわけではないことをよく知っていると思います。
だから、本気でどうにかしたいと思っているなら読んで下さい。



この文章を読んで、私はこんな例えを想像しました。

あなたは、家にネズミが出てその糞で困っています。
そのため、あなたはネズミが出た時に叩く棒を購入してリビングにおいて「出てきたら叩いてやる!」と息巻いています。
しかしながら、ネズミは出てきません。糞害は続くばかりです。

同僚に相談すると「業者に頼めばいいよ」「ネズミを捕らえる器具買えばいいじゃん」「毒団子を仕掛けてみたらどう?」などとアイデアをくれるのですが、あなたは「そこまで厳しくしたくないな」と反論して何もしません。
でも、糞害が困っていますが、「他の家も同じだろうから仕方ない。ネズミがとてもたくさん出る地区だからな」とつぶやく毎日です。


なぜ、ネズミを本気で駆除しないのかと言えば、本気ではないからです。
「お金をかけたくない」「あれこれと買いそろえるのも面倒」だからです。
しかしですよ、

あなたがネズミアレルギーであれば話は別でしょう

本気でネズミを駆除するでしょう。
この差なんだと思いますよ。




荒れているから仕方ないって逃げているうちはだめでしょう。
私なら、同僚がやっているように「厳しくやってみればいい」と思います。

でも、しないのはどうしてかというと、

・本気で取り組んでいない
・生徒のことが怖い
・自分はやればできる子だと言い聞かせて逃げている


この3点だと思います。

厳しいことはやりたくないとして、生徒になめられている教員はたくさんいて、どうしてかといえば上記の理由だからです。
厳しいことを言って「生徒に嫌われたらどうしよう」「もしも自分ができない子だったらどうしよう」「変化させるより我慢した方がいい」と考えるから、何もできません。

もしも、あなたが本気でどうにかしたいと思うなら、同僚がやっているように厳しいことを生徒に言えばいいのです。
本気で生徒とぶつかってみればいいのです。
あなたからするとその同僚のやり方は「厳しすぎる」と批判するものかもしれませんが、その同僚は少なくと「あなたより本気で生徒と向き合っている」と思います。





厳しいことを書いて申し訳ありませんが、

やり方を批判するのであれば、あなたの本気度のなさは批判されなくてもいいのでしょうか?
私語や離席がまかり通る環境を放置しているあなたの本気度はどのくらいでしょうか?
それとも、慢性的に荒れているから許されるのでしょうか?

教員としてやっていくなら、本気で考えるべきです。
厳しいことを書いて申し訳ありませんが、、、プロの教員としては避けて通れない問題だと思います。


私自身のことを書くと、基本は温和であると思いますが、厳しいことを生徒には言います。
問題生徒を言葉でグウの音が出ないほど叩きのめすこともあります。
私は生徒のことを恐れないし、何より、生徒のこと(問題生徒やその学級の生徒たち)を大事に思っているからです。

言うべき事を言うのが教員の仕事です。
だめなものはだめだときちんと示します。

その一方で、生徒たちとの人間関係を重視していますので、問題生徒も無茶はしなくなり、私の手の上で欲求不満をぶつけてくるくらいになります。
その欲求不満は、私のことではなくて、家のことなどです。
問題行動の原因はたいていは家庭環境に起因することです。

生徒は私に反抗することで欲求不満を解消するのではなくて、私と話をすることで欲求不満を解消するようになります。
質問者さんの状況は、「教員に反抗して欲求不満を解消しようとしている」のだと思います。
でも、この方法は正しいやり方ではないから、欲求不満は解消されません。

だから、慢性的に荒れているのです。




ですので、私は生徒指導を機能させる一方で、人間関係も機能させるので、厳しいことを言うのは最初に頻発するくらいで、あとはそれほど言うことはなくなります。
それは、生徒にとって「この先生は大事な人だ」となるから、その教員から「嫌われたくない」と思うからです。
それが本気で関わることで得られることです。

今はどうなっているかというと、「どうでもいい存在」となっています。
そして、教員は生徒のことを「恐れている」「嫌われたくない」わけです。

これを生徒からは「大事な人」と扱われて、教員は「本気で関わる」「生徒を大事にする」という風にならないといけません。
厳しいことを言うかどうかは方法であって、本気であるなら現状をどうにかするために、あがくのは当然なわけですね。
そうして、本気であがくから生徒たちからは「この人は俺達のためにいろいろやってくれている」と感謝に変わるわけです。

何か適当に言って、都合のいい、響きのいい、表面的なことに始終しているなら(つまり、授業中に私語などがあっても放置しているのは、授業を受けている生徒のことを軽視しているわけです)、「こいつは自己中のいい加減な、どこにでもいる大人」となるわけです。


質問者さん自身には自己正当化したい言い訳があると思いますが、それをグッと飲み込んで、現状を客観的に見て見れば本気にならないといけないというのはよくわかると思います。


長々と書いてしまいましたが、

もちろん、本気になるのは大変なことですから、本気にならなくてもいいです。
「うちはワーストだから、授業が賑やかでも仕方ない」として、そのままやってもらってもかまいません。

本気でやるのは大変なことですから推奨しません。惰性でなるようにやるほうが無難でいいと思いますよ

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