生徒の話を聞けばなんとかなるという幻想 | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒の話を聞けばなんとかなるという幻想

夢のない話を書いてしまいますが、

生徒の話を聞けばなんとかなると思っている人もいますが、生徒の話を聞くだけは全く効果はありません。

もちろんのこと、生徒の話を聞かない教員はまったくもってうまくいかないでしょうけども。



生徒の話を聞こう、聞こうという風潮があるから、生徒指導の自信がない人は生徒の話をすることを、生徒指導だと捉えて逃げます。
生徒の話を聞いたから、生徒指導もしたと安直に考えてしまいます。
うまくいかない教員は生徒の話を聞くことで生徒を甘やかし、生徒の方が上だと勘違いさせ、生徒の言い分を飲まざるをえないようにしています。

生徒の話を聞くことは大事ですが、聞いたからと言ってどうにもならないです。
それが目的になっているから、悪用されたり、逆効果になったりしています。


付け加えると、生徒の話を聞けば人間関係ができるわけでもないです。





だったら、生徒の話を聞かないほうがいいのかというと、そうではなくて、生徒の話を聞いて「あなたはどうするか」というのが大事だからです。
この「あなたはどうする」の部分がないので、生徒に従順したり、生徒を甘やかしたりするのです。

言い換えるなら、これは教員のリーダーシップがないから、話を聞くことに徹するという受け身になり、生徒がリーダーとなって生徒の言うがままになっていると言えます。

そう、大事なのはリーダーシップであり、あなたの自主性です。
話を聞くという受け身なことをしたあとに、「どうするか」なのです。

あなた自身が何も行動しようとしないのに、現実(生徒)が変わるなんて都合のいいことなんて起こりませんよ。
それは生徒指導から逃げて、目をつむって放置したら「なんとなるんじゃないか」って思うのと似ていますね。