生徒指導は「1対1」と「1対多」あり、生徒指導方法を使い分けていますか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒指導は「1対1」と「1対多」あり、生徒指導方法を使い分けていますか?

最近わかったのは、という言い方は変なのですが、自分はできているけど、それを違いとして言葉にならなかったというような意味合いなのですが。

生徒指導は「1対1」と「1対多」があり、当然のように指導の方法は異なるということを知らない人がたくさんいる

ということです。
以前驚いたのは、人間関係を作ろうというと、「1対1」のことしか想定していない人ばかりで、どうりでできないわけだと思ったのですが。
生徒指導ではどうだろうと思ったら、これが思う以上に「1対1」のことしか考えていない、想定できていない人が多いことがわかりました。



生徒指導を機能させようと言うと、

みなさん、1対1の生徒指導しか思い浮かべません

1対1の生徒指導はもちろんのこと大事ですが、それ以上に実は「1対多」の生徒指導の方が大事です。
1対多ができていれば、おのずと1対1は機能すると言ってもいいかもしれません。

1対1のことばかりを意識しているから、1対多を無視・軽視してしまって、結果として1対1の生徒指導が機能しないと言ってもいいでしょう。
きちんと1対多の生徒指導を機能させることから考える方が理にかなっていると思います。

1対他というと、複数の生徒集団~学級単位となります。
ですので、学級単位での生徒指導を考えるといいでしょう。

授業中に私語や暴言をしたらをどうするか、黒板に落書きがあったらどうするか、休憩時間に生徒同士のトラブルがあったらどうするか。
物事の解決には、その加害者と1対1で問題解決に当たる、「1対1」の生徒指導は必要です。




が、、、、

その前に、学級という場で起きているなら、1対多の生徒指導を機能させないといけません。

1対多の生徒指導をしてから1対1の生徒指導。
逆でもいいのですが。

状況によりけりとは思いますが、、、1と多を見た時に、よりその場で生徒指導をするべき対象にするのです。
多に対しては、ピンポイントで行う必要があるので、多くの場合では多に対する指導を先にするかもしれません。


なぜ、多への指導をするのかと言えば、その起きた問題を多にフィードバックさせるためです。
そうして、多数の生徒がその問題を疑似体験して、生徒指導の効果をもたせ、問題を起こさないようにさせるわけです。
全員に1対1の生徒指導なんてできません。

だからこそ、1対多で生徒指導を行うのであり、問題が起きたタイミングこそが絶好の機会なのです。
そうして、1つの問題が1人に対しての生徒指導ではなくて、40人に対する生徒指導になるのです。
ちなみに、生徒指導に関しては説教することが目的ではなくて、生徒を成長させることが目的ですので、勘違いしないように。


こうやって、1対他の生徒指導を行っていくと、誰か1人が問題が起きる度に40人への生徒指導につながり、クラスがどんどん成長していくのがわかるでしょうか。
1対多を軽視して多に何もしない人は、問題が起きる度にクラスのたった1人の生徒指導にしかならず、クラスの成長は遠いでしょう。

人間関係については、1対1ではなくて、1対多。
生徒指導も1対多なのです。