割れ窓理論を教員としてどう活かすか | t-labo(中学校教師の支援サイト)

割れ窓理論を教員としてどう活かすか

有名な理論に「割れ理論」があります。聞いた人も多いでしょうし、もしかしたら校長が全校集会などで話したかもしれません。

割れ窓理論(われまどりろん、英: Broken Windows Theory)とは、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。
アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した。「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。ブロークン・ウィンドウ理論、壊れ窓理論ともいう。 割れ窓理論 – Wikipedia


ということで、学校では、「環境づくり」に活かしていきましょうと言われますね。



この理論を言うのであれば、

・汚い教室は、生徒はどんどん汚していく
・きれいな教室は、生徒はきれいに使おう、維持しようとする


ということです。
もっといえば、

・生徒指導をしない担任なら、生徒たちはどんどん問題行動を起こしていく
・生徒指導をする担任なら、生徒たちは問題行動を起こさない


と言えるでしょう。

担任が生徒にどういう環境を提供するかによって、生徒の行動が決まると考えてください。



とにかく教員はきれい好きでいましょうというのも、ここなんです。
生徒が掃除をしないのは、あなたがきれい好きではないから、汚い教室で良しとしているからです。

担任として教室の美化を心がけてみてください。
「机が乱れている」「ここにほこりがある」と徹底的に調べて、きれいに整えていく。
そうすると、生徒はその基準に合わせようとします。

掃除も自然とするようになります。
逆もしかりで、教室美化に力を入れない、気にしないとどんどん教室は乱れていきます。
これが困るのは、教室が汚いと、生徒たちは粗暴になっていくのです。


そもそもの割れ窓理論は実際の話であり、アメリカの鉄道で割れた窓や落書きを徹底的になくしたら犯罪が大幅に減ったという市長(?)の取り組みです。
環境が人を作るわけです。
教室が汚いと、生徒はどんどん問題を起こすと考えましょう。

またそれと同じで、生徒指導をきちんと機能させないと、どんどん問題が発生するとも。

となると、あなたの行動は決まってきますね。