管理はいけないけどルールは必要でしょ? 周囲の役に立たないアドバイスを聞くのは必要ですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

管理はいけないけどルールは必要でしょ? 周囲の役に立たないアドバイスを聞くのは必要ですか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、おそらく生徒の管理を目指すと危険な理由についての質問です

こんにちは。恐れ入りますが、記事について質問させてください。 生徒を「管理すること」に主眼を置くことがまずいということを書かれていて、手のかかる生徒ほどこちらの言うことを聞かせようと躍起になっていたと反省をいたしました。
ただ、相当手のかかる生徒については授業中に頻繁に立ち歩こうとするなど、最低限これくらいのルールは守ってよといいたくなることができないので困っています(保護者から訴えがあがっていませんが、おそらくADHDの診断がつくと思われるくらい動き回ります。おとなしくしていることができません。ただ、障がいがあるのならばどうにもできない部分があるとはいえ、他の生徒への影響があるので野放しにもできないので苦しいところです)。

「机をベッドにするな」とか「男子と女子の制服を交換して着るな」とか注意してもなんともならないし、そうかと言って「なにしとるんや(笑)でも〇〇君が女子の制服着るとすごく似合うな~!お化粧でもしてあげようか(笑)」とかいう関わり方をしても「楽しいからいいんだろ」的な態度でなかなか直そうとしないので困っています。

管理に主眼を置いてはいけないとは思っても、最低限守らせないといけないこともあるのも事実だと思うのですが、どうしたらいいでしょうか。

それから、私は現在荒れた学校で初任者として赴任しました。
学校としてなかなか生徒指導が機能しきれていない実態があり、正直なところどうしたらいいのか、何を信じたらいいのかわからない部分があります。
これまでの記事を拝見すると「同僚の話に耳を傾けること」の大切さを書かれている一方で、学校は生徒指導できない先生が大部分であるような感じで書かれていると思います。

大多数の先生が力不足のため、的外れな生徒指導のアドバイスをしてくるのなら、それに耳を傾けるようにというのもよくわからないなと思い、どういうことなのか教えていただきたく思います。


ということです。



1つの「ルールの厳守」については

とにかく学校としては、授業妨害を許してはいけません。
それは絶対です。

ただ、日々の仕事をこなしていく中で、生徒のことを大事にすることが必要であり、生徒を管理して服従させるようなことを目指すべきではないわけです。
生徒の心を動かすことを目指すべきです。

整理しますと、

授業が崩壊しているのに、「管理」も「生徒のため」もどうでもよくて、まずは「授業を機能させる」ことに主眼をおかないといけません。
ただそうやってやっていると、いつの間にか「管理」ばかりに走りすぎるので注意しましょうということです。
管理は力で抑えるようなやり方ですから、反発を招くし、いい結果を生まないことが多いです。

でも、、、授業が崩壊しているのに、そんなことを気にしていられないのですから、まずは静かに授業を受けさせるようにするべきでしょう。
そのために、問題を起こす生徒を別室で指導するなりのことは必要です。
例に出ていてる、「相当手のかかる生徒」ですが、その生徒を好き勝手にさせることは教育ではなくて、崩壊ですので、お気をつけを。




2つ目の「同僚の話を聞くこと」について

申し訳ないことに、どういう文脈で話を聞こうと書いたかを覚えていないのですが。
おそらく、うまくいかない人は周囲の話を聞いて自分が自己正当化に走っていないか、自分のやり方がいいかどうか。
もっといえば、周囲とうまくやるために、人間関係づくりの一環として、話を聞こうと書いたのだと思います。

>大多数の先生が力不足のため、的外れな生徒指導のアドバイスをしてくるのなら

ということですが、生徒指導のアドバイスを求めるなら周囲のできる教員にお願いしましょう。
仮にあなたが「こいつは力不足な教員」と判定した相手であっても、話を聞いてヒントにすることはできます。
人の話を聞くというのは、相手からアイデアをいただくということで、見た目でうまくいっているかどうかはたしかに大事ですが、うまくいっていない場合でも、いいヒントになるものです。




まとめますと。

学級崩壊、授業崩壊をしているなら、それは異常事態であり、何を置いてもとにかく解決するべき問題です。
そこに管理だの、理想だの持ち込んでも難しいでしょう。
とにかく、問題行動をする生徒をどうにかしないといけません。

立て直す時に、「管理」ばかり考える始めると教員本位の考えであるので、生徒はついてきてくれないので、「生徒のため」「心」というものを大事にしないといけません。
(ちなみに、、、生徒のためというのは、生徒の奴隷になれとか、生徒の言い分をすべて通せという意味ではありません)


授業を立て直すためには、同僚の力がどうしてもいりますから、話を聞くことで、相手との人間関係を大事にして協力してチームで対応することが必要です。
例に挙げている生徒にはチーム対応が必要でしょう。

また日々うまくいかないという部分も情報交換をして、他人の実践をヒントに自分のやり方を見直す、新しいことを試していくということが必要です。
その情報交換のためには話を聞く事が大事です。
的外れかどうかは、本当にそうなのか、実際にやってみるとか、やり方を変えてやってみるとか、試行錯誤は必要です。

周囲の教員が力がある・ないというのはあると思います。
できるなら、できる教員にしっかりとついていくことをおすすめしますが、うまくいかない人が全部だめということでもないので、学年団全員を大事にしてください。


繰り返しになりましたが、まずはとにかく授業が支障がないようにするためにはどうしたらいいかに注力するほうがいいと思います。