教員にも生徒にも敵を作らないのがとても大事だけど、当たり前のようにできていないこと | t-labo(中学校教師の支援サイト)

教員にも生徒にも敵を作らないのがとても大事だけど、当たり前のようにできていないこと

「敵」というテーマで過去記事を書いています。

教員として働いていると「同じ給料もらっているのに、もっと働けよ」「いちいち人の仕事に口出してくるなよ」などと、不平不満を言いたくなります。 ...
みなさん、こんにちは。tetraです。 教師というのは、能力や仕事の量で給料は変わらず、この平等さが様々な負の感情を生み出す原因と...

とにかく教員は敵を作らないようにするのが必要だと思います。
ですから、良好な人間関係を作りましょう、同僚と協力しましょうと書いてきました。

「私は人間関係も同僚とも協力を大事にしてます!」と公言するものの、敵を作っている人がいます。



人間というのは、ストレスや不満が溜まると他人に攻撃的になったり、根本的に優越感を感じたりしたい生き物なのかなと思います。
ので、知らず知らずのうちにあなたも周囲に攻撃的になっていて、敵を作っているかもしれません。

生徒を敵に回すのは、「管理」意識でしょうね。
生徒のことを効率的に管理して、軍隊式に上官(教員)の指示に従うことを求めてしまいます。
それは敵対行為です。

管理・統制を求めているので、北朝鮮のようなやり方でしょう。
(それを目指してうまくいっていないだけであって)
ですので、管理・統制を強めることをしたい人は、基本的には生徒が敵に変わっていきます。

ただ、生徒は一気に敵になるわけではなくて、まずは少数の反乱分子が出現して、ある一定数を超えると一気に敵一色になりますので、ご注意を。



生徒への敵対行為として代表的なものは、あなたの役に立たない「説教」です。
何の効果もないのに、あなたはしたくて仕方がありません。
5秒で言えることを5分、10分と延々と偉そうに説教するんですから、生徒もたまりませんよね。

「あ、こいつ嫌がらせでやってる」と生徒も気づきます。
あなたの説教のほとんどは、「生徒のため」と言いながら、心の奥底では言うことを聞かない・管理されない生徒に対する憎しみで溢れているでしょう。


あとは最近、自分の中のテーマになっている笑いに関していえば、「笑いのない学級」。
これも敵を増やしていますね。
学級とは家族、生活場所などと言うじゃないですか、それなのになぜ「笑い」がないのでしょうか? 楽しくないのでしょうか?

それを考えてみてください。
笑いのない、楽しくない殺伐とした教室に誰がいたいと思いますか?
そして、それを管理しているのはあなた・・・。
あなたは看守ですか? 生徒は囚人ですか?


上記は生徒に関連したことですが、敵を作るようなことをやっていませんか?





同僚に対しては、どんなことかといえば、大切にしていると言いながら、「頭がおかしい人間」「自分より能力が低い人間」のことを例外にしているケースですね。

自分は同僚を大切にしていますが、あいつだけは別です。
だってあいつの頭おかしいんですよ。
不満しか出ないし。

と平気でやっちゃう。
同僚を大事にするってことは、全員であることを理解しましょう。

「全員」ではなくて、「例外」を作りたがる人は、実は・・・

優越感を感じたいだけ

なんですよ。
自分が劣等感を日々感じているから、より弱いものを見つけて優越感を感じて馬鹿にしたい。
底辺を見て自分が惨めではないと感じたい。
そんな心の小さなことをやっているだけ。

とっても小さな小さな人間であり、そんな姿を見て同僚たちはあなたのことを、「だめなやつ」と見て、見捨てて行くでしょうし、上辺っ面で付き合うでしょう。
こんな精神性・人間性では、生徒には通じません。


という感じで、実はあなたが思っている以上に、あなたのやっていることは偏っているし、それは優越感・劣等感から来ていることを認識しましょう。
そのしがらみから抜け出せないことにはどうしようもありません。