生徒にイライラすることをやめるための6つの処方箋 | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒にイライラすることをやめるための6つの処方箋

物事がうまくいかないのは、自分に余裕がなくなるからだそうです。
余裕がなくなると、「頭が悪くなる」そうです。
急いでいるときには、そのことにしか頭になくなり、広い視野で物事を考えられなくなりますよね。

教員も余裕を持って対処すればいいわけで、そのためにはイライラすることをやめるのはどうでしょうか?



1.生徒を服従・管理することをやめる

教員は生徒のことを軍隊の兵士のように考えてしまいます。
自分の言うとおりに動くと楽だからです。
生徒の不祥事なのに、担任が怒られることも多いですからね。

それなら、お前らは俺の言うとおりに動けよ!と考えてしまいます。

この服従・管理を選択してしまうと、言うとおりに動かない生徒にイライラしてしまいます。
そもそも、生徒を言うとおりに動かすことなんて無理なんです。
あなたは校長の言うとおりに動いていますか?



2.なるほどねと共感を示す

教員は模範・規範を示したがるのです。
だから、生徒の言動を「いい」「悪い」で評価したくなる。
生徒の言い分なんて無視。

それが「いい」か「悪い」かが大事だからです。

なんでもすぐに「悪い」と言われる生徒は、あなたに反発をするでしょう。
そうなるとおしまいです。
イライラの元を作ってしまいます。

だから、悪い!と言う前に「なるほどね」と共感を示すワンクッションを置くと、生徒もそう反発しなくなります。
あなたは採点官ではなくて、共感者であれということです。



3.気分が乗らない日もあると理解する

あなたも生徒も同じ人間ですから、「今日はやる気が出ないわ」という日はあります。
しかし、あなたは生徒に毎日やる気を出すことを求めるのです。
当然、やる気が起こらない日にそうやって教員から責め立てられると「やる気」ではなくて「復讐心」を沸かせることになります。

だから、「今日はやる気が起きないんだね。そういう日もあるな」と言えばいいし、「そういうときは、ノートを書くだけでもいいよ」とやる気が起きないことを肯定してあげましょう。
逆にあなたが気分が乗らない日は、まあこういう日もあるから大人しくしていようとなってもいいわけです。

そうしたリズムは当然あるし、そうやってリズムを理解してお互いに関わっていくほうが穏やかで温かい雰囲気の人間関係になります。



4.生徒指導で説教をやめる

生徒指導で説教したくなるのは、自分の教えを生徒に植え付けたいから。
つまりは、洗脳したいんです。
でも、生徒は抵抗するからあなたはイライラします。

そもそも、、、洗脳なんていらないし、あなたの思考が本当の意味で普遍的な価値があるかと言えば疑問です。
だいたい洗脳しようとするような狭量な人間の言うことなんてろくなことがありません。

生徒指導で大事なのは説教ではなくて、解決ですから、ここに焦点化しましょう。
それだけです。


5.100点ではなくて80点でいいと考える

残業はイライラの元です。
疲れを溜める毎日ではイライラはどんどん増えていきます。

あなたに降り掛かってくる仕事を100点を目指してこなすのではなくて、80点を目指せばいい。
完璧の完璧なんて意味ないし、80点くらいのできでいい。
残りの20点を詰める作業のほうがしんどいのです。

テスト問題も変にこだわるのではなくて、オーソドックスなものにすればいいし。
1点の問題を量産するよりは2点の作れば労力は半分。
80点の出来でいいし、だいたい教育現場は困ることはない。

80点でいいと考えられたら、生徒との関わり方も気張らずにリラックスして関われます



6.口を挟まず様子を見る

生徒の行動を見ると、瞬間湯沸し器のようにカッとなる人がいます。
そうやって即座に反応するからイライラがつのります。

生徒を無視するのではなくて、口を挟まずにそっと見守るのです。
そうすると、生徒はその視線に気づいてやっている悪事を改めるかもしれないし、ふざけていたのを真面目にするかもしれません。
口を出すのも大事ですが、きちんと見ているよというメッセージを送ると効果が高いことも多いのです。


終わりに

イライラしても仕方ありません。
イライラする時には、あなたの余裕がなくなっており、視野も狭くなって事態を悪化させてしまいます。
生徒に対する考え方がイライラの元です。

ので、もう少し考え方に柔軟性を持たせて、気持ちに余裕を持つようにするといいと思います。