原発避難いじめはどうして起こる? そして、どうして防げない? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

原発避難いじめはどうして起こる? そして、どうして防げない?

ニュースで明るみになっている「原発避難児童へのいじめ」問題ですが、どうして起こるのでしょうか?
それとともに、第3者委員会は「いじめを回避するためにおごった。これはいじめではない」となぜ言えたのでしょうか。



実際に原発避難の子どもがいるわけではないので、当事者的には言えませんが。
そうした児童たちは、転校生なわけで、その学校に友人などの基盤がなくて立場が弱いことがあります。
そうした児童たちが目立つ挙動をすると、攻撃されるわけですね。

よくあることでしょう。

ただ、それを悪化させるかは別問題であり、教員の責任です。
つまり、

・転校生である
・原発避難という話題性がある

ということをきちんと認識して、「とにかく何かあればケアする」「様子を観察しておく」「気になる場合は定期的に話を聞く」ということを怠っただけです。



私からすれば、

教員の怠慢

でしかありません。
そして、問題は、私からすれば「怠慢」と当たり前のように考えることを、

気づかない教員がたくさんいるという事実。


要は力がないんです。
そして、学年団も。
だって、学年団も避難児童たちのことを学年会や職朝で話題にすべきことなのに、特別のケアもしていないのでしょう。


いじめは兆候があるし、気づいたら対処できるし。
そして、ニュースで問題にされた担任は、気づいていながら対処できなかったわけですからね。。。
力不足です。





本人だけではなくて、学年、学校としてです。
組織として弱い。

だから、いじめが起きるし、放置されて悪化する。

こうした現状を考えると、マスコミが騒ぎ立てて、教員の努力を要求するのは正しい流れなのかもしれません。
不幸な生徒を出さないことに対しては。
ただ、こうしてどんどん現場を圧迫してしまうのも事実ですから、なくしてもらいたいわけです。

もっといえば、

力量がない教員を雇う教育委員会に問題があるし、教員の働き方改善を全くしない教育委員会がいるからこそ、教員が魅力的な職ではなくなり、優秀な人材が集まらないのです。




あと、言わせてもらうと、第三者委員会はよくも今回のことで「いじめではない」と平気で言えたものです。
なんというか、、、現場を知らないんでしょうね。
そんな知識と判断力、思いやりの無さなどで、よくもまあ第三者委員として出れたものです。
怒りを覚えます。


こういうニュース見る度に、常識も思いやりも、力がない人たちが「人災」を起こしているなと思います。。。
残念なことです。