以前もからかわれるようなことがあって、物が壊されました。どうしたらいいですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

以前もからかわれるようなことがあって、物が壊されました。どうしたらいいですか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、教室で生徒の持ち物が壊される事件がありました。どうしたらいいですか?への補足質問です

早急なお答えありがとうございます。持ち物が壊された件について投稿したものです。

被害生徒は普段からからかわれやすい生徒で、ちょっかいを出されたり出したりする生徒です。
以前にもその被害生徒の筆箱でキャッチボールしたりしていたり、低学力のためその件について言われたりしていたこともありました。
しかし一方、被害生徒が他人に対して嫌がらせを行ったりすることもありました。

それらの事があったので陰湿ないじめと表記しました。 言葉足らずで申し訳ありませんが、アドバイス頂ければと思います


ということです。



なるほど、継続性が疑われるケースですね。ここで大事なのは

1.以前の指導がどうであったか
2.そのときの保護者の納得はどうであったか
3.そこからどの程度の期間が空いているか

というあたりでしょうか。
一番気になるのは、書かれていない「以前の指導」の部分です。
どのくらい悪質であり、きちんとした指導がなされたか。

このきちんとした指導に関しても「加害者全員を特定して指導したか」「いじめと認定したのか」「加害者の保護者に連絡を入れたか」「加害者の保護者を学校に呼び出したか」などの対応レベルがあります。
もしも、加害者に指導しただけ程度のものであるなら、質問者さんが感じているように「重大なことだ」と認識して対応するべきでしょう。



2の保護者の納得はどうでしょうか。
事件が起きるのは仕方がない側面があり、以前の指導でどういうふうな関係性なのかです。
理想的なのは、保護者が担任の対応に感謝している状況です。「今後ともよろしくお願いします」と言わせたかどうか。


3に関しては、間隔がそんなに空かずに起きているのであれば、再発防止策はどうであったかが問われる部分であり、担任がよく注意してみておくべきだったと言われるでしょう。
間隔が空いていたなら、被害生徒に定期的に「何かないか?」と聞いていたかどうかが問われます。

よくあるのは、適当に指導して、被害がない限り担任は何も気にしないケースです。
これで再発したとなるとやはりまずいですね。




という以前から事件発生前までの対応がどうであったかが、今回の事件にとても影響します。
前回書いたように、誰が壊したかは特定できません。
だから、証拠がない限りは生徒を疑っても仕方ありませんので、前回書いたように捜査終了をしないといけません。

継続性があるからこそ、本人のケアが大事で、何かの兆候がないかを休み時間などにこっそりと観察したり、授業場面などで生徒たちがからかっている発言(本人を指名していないけれどそれとわかるような発言も)をチェックすることが必要ですね。
また、本人に「嫌がらせをされていないか」と継続的に聞いて様子を見ることも必要です。

ブログで書いているように、

事件が起きてから対応するような事後対応はNGです。
事件が起きる前にできることをするのが必要です。

いじめ案件では、保護者との連絡が大事で情報共有をして、信頼関係を構築していかないといけません。
それを前回の事件からの空いた時間にできていたかが大事です。





ですので、、、、

今回の事件が起きるまで何もしていなかったとなると、最悪です。
保護者の信頼も失うし、何をしていたの?と言われても仕方ないですし、少なくとも私なら行動しています。

犯人の確保は無理でしょうから、再発防止対策を講じるとともに、保護者との連携、兆候の発見、本人への定期的に被害がないかの確認ということをするべきでしょう。

この時期の問題は、学級編制にも影響することがありますから、保護者との信頼関係を第一に。
そして、保護者から「いじめの心配があるから学級を別にして欲しい」などと言われることもありますから、学年主任に相談しておくことか必要です。
配慮のない学級編制はあとあと大きな問題になることがありますので。


ということが必要と思います。



おそらく多くの人がこの文章を読んで「うわっ、めんどくさ。どうして1人の生徒にこんなことをしないといけないのか」と感じたと思いますが、、、

これ普通ですからね。

誰にも指示されずに、この程度のことを息を吸って吐くように自然とやっていかないと信頼される担任にはなりませんし、生徒関連は重大事項ですから、この程度はしたいものです。
手間だと言っている人は事後対応しかしない人でしょうね。
それではこれからやっていけないと思いますよ