不良生徒ほど意思決定が遅いということについて | t-labo(中学校教師の支援サイト)

不良生徒ほど意思決定が遅いということについて

もうこの時期になると、進路はほぼ決まって3年の担任であればふう~っと一息入れてる頃ですね
進路で一番揉めるのは、家庭の教育力のない生徒のところですね
不良生徒なんて本当に最後の最後にならないと意思決定できないのが特徴です

それはどうしてでしょうか?



なぜ不良になるのか考えたことはありますか?
私の考えると、不良になるのは親への復讐です
親が仕事や兄弟、愛人なとに対して夢中になっており、その子のことを無視するからです

もちろん、その本人自身が ADHDやLDなどの先天的な問題を抱えていて、学校生活でトラブルが起きるようなことで、学校に対して負の感情を持っていることも問題としてあります
ここに保護者の適切な支援がないために、その子は学校の教員等からもうまく理解をされず同級生達からも理解されず、その認められなさから問題を起こしてしまいます

不良というのは、自分の欲求が満たされないために反社会的な形で噴出したものだと思います
不良は一人前のことを言います
しかしながら、不良達は授業を真面目に受けるわけでもなく、道徳、倫理、マナーなどを人間性を高めるようなことを受けたり、考えたり、我慢したりすることを拒否しているのです



そうなると、一人前のことは言うけれども実は精神的な発達は遅いのです
本人たちに負荷をかけると、すぐに爆発してしまうのもそのためです
我慢ではなくて、それをすぐに発散でごまかしてしまうので、本人たちが成長しないのです

つまり、不良達は格好はあんなですけども、まともに成長していない可能性がすごく高いのです
そもそも低学力であるなどそういった特質を持っていたりするとなおさらですよね

ここにさらにですよ、うまくいかない教員等を中心として、「不良が嫌い!」と目の敵にするわけですね
そうなると不良たちは適切な支援を受けられないということになります
力量がない教員ほど、自分の言う通りにしない不良たちのことを徹底的に嫌い、お前達からまず俺に従えと要求をしてしまいます

こうしてどんどん不良達は適切な支援が受けられなくなっていきます





元を正せば保護者の子育てのやり方がまずいということがありますが、その生徒を取り囲む学校環境(教員など)もまずいのです
それゆえに、本人たちが成長せずに歳だけとってしまい、中学校3年生になって進路がきちんと考えられない状況に陥っているわけです


ということを考えたら、あなたは不良達に対してどういう関わり方をしますか?
私は彼らが無礼なことを言うかもしれませんが、手をかけられてこなかったかわいそうな子たちだと思って、優しく接するべきであるし私自身はそうしています

あなたは自分のプライドと、不良等に対する思いやりのどちらが大切ですか?