発達障害の疑いのある授業中に立ち歩く生徒をどうしたらいいですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

発達障害の疑いのある授業中に立ち歩く生徒をどうしたらいいですか?

みなさん、こんにちは。tetraです。

今回は、

初めて投稿します。よろしくお願いします。
当方、女子教諭でもうすぐベテランの年齢ですが、いまだに生徒指導がうまくできません。

集団での行動におけるルールを守るのが苦手で、自分の興味あることがあるとそちらに意識が行ってしまう、こだわりがある、授業中立ち歩きを平気でしてしまう生徒(特別支援が必要だが、グレーゾーンで親はあまり子どもの状態を認めたくはない)の指導が苦手です。
注意しても聞かないので、かといって周りは我慢できるので「どうしてこの子だけOkになるの?」と思われてはいけないとつい注意が多くなってしまいます。

どうしたらよいのかわからなくなることが多いです。
どのように対処していったらよいでしょうか?


ということです。



こんにちは。

スタンダードを守れない生徒がいる場合に、ダブルスタンダードになってしまう・・・・どうしたらという葛藤はありますね。
何を優先するかの問題なのかなと思います。

その生徒個人なのか、学級というまとまりなのか。
後者を大事にされているということですが、そうすると、その生徒自身はそこまでの悪意がなくてついやってしまうことであるけれども、教員から怒られるというネガティブフィードバックを得て、悪化したり、教員を嫌ったり、問題行動に駆り立てたりするようになるので、ますます問題行動が起きるケースもあります。

多くあるのは、問題を起こす悪意のある生徒の場合は、こういう風にこじらせて関係悪化が多いのかなと思います。
そうはいっても、言われるように1人だけを特別扱いするのも、他の生徒に示しがつかない可能性があり、「ひいき!」「差別!」と教員が糾弾される恐れがあります。




実のところ、どちらの立場をとっても生徒から非難されたり、問題行動を起こされたりする危険性はあります。


だったらどっちにするんだよ・・・ってことになるんですが。
私としては、生徒のことを大事にするを一番に考えると後々にもつながる人間関係作りになり、その方が結果的にはうまくいくと思います。

ですので、その発達障害の疑いのある生徒をある程度は大目に見ることやその行動に対して「ああ、これが気になったんだね」と理解を示す方がいいですね。
学級の足並みがという部分もありますが、その生徒が特異体質であることは学級の生徒は理解しているわけで、その生徒のことを贔屓したとは言わないでしょう。





むしろ、その生徒のことを大事にする(ことを見せる)ことで、学級の生徒一人ひとりを大事にしている、理解しようとしていることを伝えるいいチャンスでもあり、日々そうやって実践する教員のことを見て、生徒も和むし、いい雰囲気になっていくと思います。

周囲の理解があるのにその生徒のことを、カッとなって注意する様は、嫌がらせとはいいませんが、狭量な人間をアピールするようで、見ている・見せられている生徒にとっては楽しくないです。
そんなことを日々展開されたら、その生徒も学級の生徒たちもネガティブになります。


違ったことをやってもその行動を肯定的に見てくれて、よく解釈しようとして、コミュニケーションを取ろうとする教員であるほうが、学級もうまくいくでしょうし、

「仲間はずれはよくないよ!」とか「人のことを大事にしようや」とか言ったときの説得力も違うと思います。
教員が率先して生徒一人ひとりを大事にするからこそ、生徒も成長する、そんな感じでしょうか。





クラスの一番の問題生徒もこうやって温かい空気で教員が包んであげたら、マイルドな行動になり、割に協力的になっていくものです。
教員自体がそもそも敵対的行動を取ってもいいことはないのかなと。
こういう話をすると、「理解する」ことと、「甘やかす」ことを勘違いしてしまう人もいるので、微妙なさじ加減もありますが。


ということで、特異な行動も教員が理解を示して上げるほうが、クラスにも、授業などにもいい影響が出ると思います