あなたが苦手な生徒は、あなたが嫌っている生徒だと認識しましょう | t-labo(中学校教師の支援サイト)

あなたが苦手な生徒は、あなたが嫌っている生徒だと認識しましょう

こういう言い方をすると、抵抗したくなる人もたくさんいると思いますが、

あなたが苦手な生徒 = あなたが嫌っている生徒


であると考えてみましょう
でもあなたはきっと抵抗しますよね



どうしてうまくいかないのかを考える時に、それはなぜかというと、生徒があなたが言う通りに動いてくれないからです
基本的に言う通りに動かない生徒のことを、苦手と表現するわけですが、実際のあなたの認識は「命令に従わないテロリスト」なのです

あなたは意識的にこのことを理解しておらず、「私は生徒のことを嫌うような人間ではなくて、生徒を愛する素晴らしい人間である」と自分に言い聞かせるので、真実から目を背けてしまいます
私は生徒の事を愛しているのに、生徒が自分勝手なことをするから、生徒が一方的に悪いのだとなっていますね


根本にあるのは、自分の言う通りに動くか動かないかであって、あなたが生徒のことを好きであるかどうかではないのです
だから、生徒が反抗的になると生徒のことを嫌うわけですね

それを苦手と表現してしまうので、問題がどこに隠されているかわからなくなってしまいます
苦手と言いながら、あなたは生徒の事が嫌いであるので、その生徒に対して「私はお前の事が大嫌いだ」と言葉ではないけれども態度や表情で示してしまいます
教員と生徒のどちらが先に始めたかどうかはわかりませんが、結果として教員は生徒に対してずっと「お前が嫌い」というメッセージを伝え続けるので、もう二度とうまくいくことはありません





うまくいかない教員というのは、この負のスパイラルにはまっていますので、抜け出せなくなっています

私が提案したいのは、あなたが生徒の事を嫌っているということを認めることです
生徒の事を嫌ってはいけないと説教したいわけではなくて、

あなたが生徒の事を嫌っているということを出発点として、どうやっていくかを考えることです

苦手と自覚をするのではなくて、嫌いをスタートにしてみましょう
そうすると物事の見え方が変わってきますし、どうして嫌いなのだろうかということも考えることができます
こういう発想で、生徒との関係を見直してみると意外にうまくいくことがあります

少なくとも、生徒とうまくいってないということは、やり方を変えてみる必要があるということですから、私の考えに共鳴できなくても、生徒のことを自分が嫌っているという視点でまず考えてみてはどうでしょうか?