生徒に語る内容がないと困っている人へ ネタを探す4つの方法 | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒に語る内容がないと困っている人へ ネタを探す4つの方法

教員になると、生徒で語らないといけない場面は多くあります
それら学級であればまだ良いのですが、学年集会などの場面になると大人が聞いているので、「何かいい話をしないといけない」と焦ってしまいますね

あなたはどういう話をしていますか?
どうやって語る内容を使っていますか?

今回はそんな話です



1.いい話をメモしておく

簡単なのは、同僚などが話をした時にそれを丸ごとメモしておいてパクることです
そうすると、1年間に相当な量の話す内容ができますよね
ただし、注意してもらいたいのはその話をするのは、あなたが転勤したときです

元ネタとなる人が同じ学校にいるのであれば、露骨なパクリはその同僚への心証も悪くなるし、生徒映りも悪いでしょう
ので、未来のための投資としてメモしておくのです

こうしたメモはパソコンに保存するなどして、電子化しておくと良いでしょう




2.読書で探す

私は普段から読書を推薦しています
その理由の一つとなるのは、読書には数多くの名言が書かれているからです
また、教育とは関係ない分野であることが多いので、他の人と話がかぶることもないし、新しい視点なので多くの人が興味深く聞いてくれます

ということで、見つけた名言などはすぐに使えるのが良い点です
その代わり、読書しないといけないことや読書したからといってすぐに見つかるわけではないことです



3.実は役立つことでもいい

名言とかは感動する話とかは、話す側のスキルも必要になってきて思う以上の効果は得られないのが実際のところではないでしょうか
そうやって、芸能人のような話自慢に対抗しようとするのはやめたほうがいいでしょう

人間が興味惹かれることってなんでしょうか?
星座占い、血液型性格判断、心理学の話など、興味ある話をすれば生徒たちは食いついてきます

全体に話をする時には、ありがたい話を語る必要は実はそんなにないのです
何よりも、生徒があなたの話を興味深く聞いてくれるかどうかが問題だからです
生徒が話を聞いてくれないのに、ありがたい話をしても仕方がないですよね

それよりは実学のような、聞いたら得したよ的な話の方が生徒はよく聞いてくれます
そんな話の最後にオチとして「人って見た目じゃ判断できないよね」などと教育的な話を一言入れるだけでいいのです

今までの興味深い話は生徒は肯定的に聞いていますよね
そんな肯定的な感情の部分に、ちょっと関連した教育的な話をくっつけるだけで、生徒はなぜか納得するし、教育的な話も受け入れやすくなります

それはどうしてかというと、あなたが生徒の興味を引くような話で喜ばせているからです
だから、最後にする教育的な話も生徒は喜んで聞いてくれます

ので、役に立つような、興味を引くようなことを話題にするのはいいと思います
テレビの世界にはなかなかついていけないので、先に挙げたような占いや心理学の話などは他の人とかぶることもなく、聞いたことがないことも多いので、おすすめです
このやり方が堅実なのかなと思ったりもします




4.学校生活でよかったことを話す

ありがたい話も生徒に響かなかったら意味がありません
その大きな理由として挙げられるのは、生徒がイメージできない、生徒の身近ではない話だからというのがあります
いくら芸能人の話をしたからといっても、大人の世界の話や業界の話をされても生徒にはさっぱりとわかりません

生徒の日常的なものであり、イメージできるということはそれだけ強いのです
教科の学習でも、日常生活の関連を意識するように指導要領は書かれてありますよね

この原則を使うならば、生徒に語る話としてはあなたが学校生活の中で経験したよかったことを話せばいいのです

「挨拶と大事にしよう」と伝えたい時にその言葉だけ言ってしまっても何の説得力もありません





例えば、「私が初めて赴任して来たとき、学校までの道がわからなくて迷ってしまって遅刻ぎりぎりで学校に起きてしまった。
朝からのスタートは最悪で、どうしようかと焦っていた時に、たまたますれ違った生徒が笑顔で元気よく挨拶をしてくれました

みんなからすると何気ない挨拶かもしれないんだけど、初めて来る学校で、遅刻ぎりぎりで焦っていた自分にとっては、すごく心が温まり、よし頑張ろうと思えたんですよ
挨拶ってすごいよね、そう思える出来事でした」

ちょっとしたことなんですが、こうやって学校生活で経験したことを生徒に話すというのは思う以上に効果があります
この時に注意しておきたい点を挙げておきます

・自分の気持ちとその変化を表現すること
・ちょっと不幸な部分を入れること(遅刻など。共感を得やすくなる)
・肯定的な話にすること
・具体的な生徒名を入れてもいい(入れないと効果は薄い事も多い)

という辺です

最後にあげた生徒の名前を入れるということですが、学級などではどんどん入れていくべきですね



おわりに

どうだったでしょうか?
私の場合であると、人の話をパクることはほとんどありません
というのも、自分の経験とは結びついてない話が多いので、実感がわかないしそれを自分の言葉で話すというのは、あまり説得力がないのかなと思っているからです

話す内容について困ったことはありません
むしろ、話す内容よりも周囲の目(同僚)を気にする方が弊害が大きかったです
この周囲の目を気にしなくなってからは、自分らしい話ができるようになり、結果としては面白い話ができるようになりました

面白いと言っても、芸人さんのような爆笑も誘うようなものではなくて、他の教員とは違った変わった話だということです
私は正統派というよりは、マイナーなので「変わった話」をするし、その方が個性が光っているということです
いろんな教員がいるからこそ、自分のように変わった事をやってもいいのかなと思います

もちろんのこと、教員ですから教育的な話をしていますよ
ここだけは外してはいけない部分になります


逆を言えば、外してはいけない部分さえ押さえておけば、あなたの自由な発想で話をしてもいいということです
恐れずに思い切って楽しみながら話をしましょう