あなたは問題生徒の捉え方を間違っています | t-labo(中学校教師の支援サイト)

あなたは問題生徒の捉え方を間違っています

このブログでは問題を起こす生徒のことを「問題生徒」と省略しています
この表現がいいかどうかはわかりませんが、小学校では「問題児」と言いますね
中学生は児童ではなくて生徒なので、問題児ではなくて問題生徒と表現してみています

さて、問題生徒についてあなたの捉え方は正しいですか? 言い換えるならば

あなたの復讐心が入っていませんか?

となります



どういうことかと言うと、問題生徒は教員であるあなたの言うことを聞かず、反発ばかりして、あなたの妨害ばかりします
因果応報的に考えると、あなたが問題生徒のことを嫌うのは至極当然の結果であると言えます
それを前にしたようにされてしまうと、その生徒のこと「人間のクズ」と考えるようになります

どう考えるかは個人の自由ですから、私はその部分に関しては何も言う気はありません

私もプライベートな時に、そういう嫌なことをやって来る人間がいたら「もう関わるのやめよう」と考えて、次から避けたり無視したりするようになります





ただ、学校にいる時は教員ですから、ここが問題を難しくさせています
義務教育であり、学校に来る限りにおいては生徒は「大事な存在」なのです
あなたが一方的に無視することはできません

であるので、教員には生徒嫌う選択肢はないのです
こういう立場から考えると、生徒のことを人間のクズだと考えることは、不健全であり何の問題解決もしないと言うことを理解しましょう
人間のクズだと考えている相手とうまく人間関係なんて築けないでしょう


考え方は自由だと言いましたが、「その考え方ではうまくいかないよ」と私は言います

そもそも、あなたは問題生徒の問題行動しか見ていなくて、普段の行いやその生徒の個性などを見ていますか?
「どうやってもあいつは問題を起こしたがるんだ」と決め付けていませんか?
その生徒にも友達はいるし、家ではそれなりに親に愛されているはずです






人間のクズだとするなら、なぜ友達ができるのでしょうか?
元を正すならば、教員であるあなたの関わり方に問題があったのではないでしょうか?

こうやって教員に戻ってくるとあなたは反発をしますが、私が先に述べたように嫌な事をされたら次から無視するなどの行動をとるわけです
そうやって考えてみると、あなたの言動や関わり方に問題があったのではないかと考えるといいですね

あなたが関わり方を変えたならば、相手もあなたへの接し方を変えてくるでしょう
これも因果応報です

最後にヒントを出しておくと、問題生徒はあなたが育ったような環境で育っていないのです
だから、あなたの常識では考えられないような経験をしていたり、恵まれていない環境で育ったりしているのです
そうなってくると考え方も捉え方もあなたと違うわけですから、その差を意識してかかわってあげる必要があります

あなたの基準ではなくて、相手の基準に合わせて接するのです
そうすると違う現実が見えてくるでしょう