1人の生徒が学級を壊す。この危険性を理解するからこそ・・・ | t-labo(中学校教師の支援サイト)

1人の生徒が学級を壊す。この危険性を理解するからこそ・・・

残念なことに、学級崩壊というのは1人の問題生徒によって引き起こされることもあります
クラスの中にADHDなどの多動で、さらに人への共感性がない生徒がいたらもおしまいです
そのくらいもろいのが義務教育の学級というものですね



この手の生徒は、自分は努力しているが、周囲から見ると全く努力しているように見えないし、延々と迷惑をかけているのが客観的な事実です
このギャップによりこの生徒は、肯定的な評価を得ることができず、負のスパイラルに陥ってしまいます

担任としては肯定的な評価をしたいという思いはありながらも、その生徒が学級をかき乱し、他の生徒も悪の道に連れて行くのを止めないといけないという板挟みに陥ってしまいます

ADHDの生徒はじっとしていることができず、そこに常識的な善悪の判断がつかないとなるとかなり厳しいことになり、平気で立ち歩きもするようになります
担任や授業担としては、立ち歩きは困るのでその生徒の指導をしたいが、他の生徒が遊んではいけないし、授業も進めたりしないといけないので、これまた板挟みになってしまいます

ここに教師力が関わってくるとは思いますが、現実的にはかなり厳しいと思います
つまり、1人では難しい問題だと考えないといけないでしょう
他の教員に入ってもらったり、保護者の理解を得て薬を出してもらったり、校内体制としてできることはどんどんやっていかないと無理です




他人の力を借りるのは、恥だと考えるかもしれませんが、そのたった1人の生徒のせいで、その他大勢の生徒が大きく割りをくってしまうわけです
やはりこんなことはあり得ません

たった1人のせいですよ

自分の力はどうであるとか言う前に、どうやったら学級の生徒たちに普通並みの学校生活や授業を保証できるかを考えるのが大事です
発達障害系の生徒に関しては、専門的な知識や薬物療法が必要ですし、普通の対応ではうまくいかないのですから、学年団などの協力が不可欠になります

ですので、こうした生徒がいる場合には、どういうふうな協力体制を作っていくか、保護者理解を進めていくかと言うことが鍵になってきます
1人で戦ってもどうしようもないこともあります