中学生になると学力が一つの力関係の基準となる | t-labo(中学校教師の支援サイト)

中学生になると学力が一つの力関係の基準となる

小学校から申し送りによって、ある程度生徒たちの情報がわかっています
ただ、その通りなるかというと案外違うことが多いのが中学校というものです

その原因を考えた時にどうしてだろうかと思うと、中学校では新しく違う学区からくる生徒もいることや、何よりも「学力」という新しい基準が力関係に影響を与えているように思います



こうした細かいことについては、別の機会に書くことにします
低学力の生徒たちは、周囲の生徒たちが成長するにつれて、自分たちではどうしようもなくなってしまうほど、置いてけぼりをくらいます
今までは暴れれば済むんでいたところが、暴れても意味がなくなってしまいます

周囲の生徒たちが成長していくと、そんな生徒たちと関わると損だということを理解しますし、そもそも暴れること自体がかっこいいとも思わなくなります
滑稽です
しかし、低学力の生徒たちはそれ以外のやり方がわからないし、正しい方法を編み出すことができません

低学力ゆえに、学力という新しい基準ができてしまえば、もう太刀打ちができないのです





という風な状況になってくるのが中学校というものであると考えるので、学級というのは自然に落ち着きやすくなると思います
低学力の生徒たちが学級のほかの生徒たちから相手にされなくなるからです

この変化は中1の夏頃までに起きてくるのではないかと思います
この時期を越えても、低学力の問題生徒たちが学級の中で幅を利かせているのであれば、それはまさしく学級経営の失敗でしょう

こうした発達段階を考慮するのであれば、そこまでにどういうことを学級にやっておけばいいかがわかるはずです
目の前で起こる現象だけに囚われていてはいけないわけです
先を見ながら、どういうふうな形で、どのようなタイミングで問題生徒たちを学級から浮かせていくかを考えてみましょう